番外編 大晦日Part3 ページ16
ミカサ「……どうする?」
貴「別にいいんじゃない?その方が楽しそうだし」
アルミン「……でも、A」
貴「ん?」
ミカサ「私達やハンジ分隊長、エルヴィン団長は貴方が女であることはわかるけど、他のみんなは知らないんだよ?」
貴「……あ」
すっかり忘れてた。それなら危なくね?
今の俺の服装は…まぁ、私服なんだけどミカサとアルミンのチョイスで可愛いフリフリのスカートと軽い羽織物?を羽織っているわけで…いつもの俺からはかけ離れてるわけなので、誰も知らないんですよ。
うん。
リヴァイ「安心しろ、俺の彼女にすれば問題ない」
ミカサ「なっ‼︎」
貴「えっ⁉︎」
か、彼女⁉︎そ、そんな無理です‼︎
貴「い、いくらなんでもっ」
リヴァイ「あぁ"」
貴「ハイ。ヨロコンデヤラセテモライマス」
というわけで、兵長の彼女役でみんなと一緒に大晦日を過ごしました。
こんな賑やから大晦日はあの頃(前世)の幸せな時…かな?
貴「……ふぅ」
人酔いしてしまったのか、気分が悪くなりみんなにバレないように外にでた。
貴「……」
空を見上げると満天の星空。
貴「住む世界は違うのに…星空は何処も変わらないんだね」
前世の私がいた三次元と現世の私がいる二次元
と、次元が違うのに…
貴「此処の方がとても綺麗だ。そう、思うのは残酷な世界だからだろうか?」
それとも…
リヴァイ「…そこで何している。みんなはまだ楽しんでるぞ?」
貴「……兵長」
振り返ればそこには兵長がいた。
貴「どうしたんですか?兵長こそ」
リヴァイ「お前がいないことに気づいてな」
貴「それは申し訳ないことをしましたね」
リヴァイ「……((ムスッ」
あ;;ヤベェ、やっちゃった;;;
リヴァイ「俺は二人の時は敬語なしと言ったはずだが」
貴「ご、ごめんって。単なる癖だよ」
リヴァイ「そんなの早く直せ」
貴「は〜い」
それから他愛のない話をしていると
貴「あ、もう少しで今年も終わりですね」
どうやら気付かない内に23時50分を過ぎてい
て、もう少しで1月1日。
新年の幕開けとなる。
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作者名:天空の姫君 | 作成日時:2014年12月30日 10時