第六話 新たな家族〜自己紹介 part3〜 ページ8
貴「で、見たところ家族がいないようだから見つかるまで家におこうかなって…」
母「…」
まぁ、それが普通の反応だわな。いきなり知らない子を連れて来るんだもん。
私も前世(まえ)にこんな感じの子を連れて来たら、咲(さき)に怒られてさ…なんとか説得したりしたんだけど…
母「いいわよ」
貴「え?」
エレン「いいのか!!」
母「えぇ、家族が増えることはいいことよ?特に困っている人なら尚更…ね」
貴「母さん…ありがとう!!」
エレン「よかったな!」
?2「…((ニコッ」
貴、エレン「「!」」
なんだ…ちゃんと笑えるじゃないか。
母「じゃあ、自己紹介しなきゃね!」
エレン「うん!まずは俺から。俺はエレン・イェーガー。Aとは双子で俺は弟だ!よろしくな!」
?2「…よろしく」
貴「じゃあ、次は私ね。私はA・イェーガー。エレンの双子の姉。よろしく」
?2「うん!((ニコニコッ」
エレン「俺となんか違う…」
母「まぁまぁ。次は私ね。私はカルラ・イェーガー。エレンとAの母親よ。よろしく」
?2「…よろしくお願いします」
貴「さ、次は君の番だよ?」
?2「僕の名前は…キラ」
貴「?ファミリーネームはないの?」
キラ「ない」
貴「そっか…そうだ!キラ」
キラ「?」
貴「君は今日から、キラ・イェーガーだ!」
キラ「!い、いいの?」
貴「あぁ!ね、いいよね?」
母「いいわね!それ。ふふ、よろしくねキラ」
エレン「よろしくな!キラ」
キラ「…うん!」
きっと、キラにとってここが新たな出発地点で大切な物もきっと見つかる。
そうすれば、キラも変われるよ?
貴「そういえば、母さん。父さんは?」
母「まだ、仕事だと思うわ」
貴「そっか…」
キラ「?」
貴「あぁ、あのね。今はいないけどグリシャ・イェーガーって言って、私達のお父さん。で、医者なんだ」
キラ「…Aのお父さん?」
貴「あぁ。きっと、君の事を受け入れてくれる」
キラ「そうだといいな…」
こうして、新たな家族キラが来たのである。
キラ&咲の設定→←第五話 新たな家族〜自己紹介 part2〜
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作者名:天空の姫君 | 作成日時:2014年9月11日 18時