第四話 新たな家族〜自己紹介〜 ページ6
貴「……」
?2「……((ギュゥ」
あれからかれこれ数分…今だに離してもらえません。
貴(はぁ…これは諦めた方がいいかな?)
じゃないと、本格的にヤバイ;;
貴「君はどうしたい。此処にいるか、それとも…俺と来るか。二択のうち一つを選べ」
?2「……」
よし、これで、もしかしたら離れて…
スゥ…
貴「?」
何この手?
?2「…行く」
貴「は?」
?2「…一緒に、行く。だから、抱っこ」
貴「…」
それが、君の答え?…マジかよ⁉︎
貴「本気か⁉︎」
?2「…本気」
貴「…」
?2「…」
はぁ、諦めるしかないか。いやね、本当はこんな子連れて行きたくないよ?
でもね…
?2「…((うるうる」
こ、こんな目で見られたら誰だって賛同したくなるだろ‼︎
貴「はぁ…わかった。ついておいで」
?2「パァァァァァ)うんっ」
な、なんでこんなに、嬉しそうなのかな?
貴「さ、行くか」
男の子?をおんぶし地上へと向かう。
?2「…((ギュッ」
おぶさってる間も、決して手を離さなかった。
貴「ふぅ、着いた…」
やっと地上に着き、エレン達の元へ
貴(夕方になってしまった;;これは怒られる覚悟を決めないとな)
俺の背中では
?2「スゥ…スゥ…」
気持ち良さそうに寝ている。
貴(全く、人に気も知らないで…)
と、心で呟くと
エレン「姉さーーーん!」
貴、?2「「!!」」
前方より、凄まじい勢いで走ってくる我が愛しの弟、エレン。
ダキッ…
貴「ぐふっ」
し、しぬ!!背中に男の子を背負ってるのに、そんな風に抱きつかれると男の子が潰れちゃう!!
エレン「姉さん、何処にいってたんだよ!!散々探したんだぞ!!」
貴「ごめんごめん」
アルミン「でも、よかった。見つかって」
ミカサ「うん。…でも、A」
貴「ん?」
ミカサ「背中にひっついている子…誰?」
貴「あぁ、この子?さっきさ、いじめていたから助けたっけ、懐かれて連れてきた」
アルミン「連れてきたって;;」
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作者名:天空の姫君 | 作成日時:2014年9月11日 18時