第四十三話 嫌な予感 ページ48
貴「その事については中で話そ?此処だとちょっと…」
マリ「うん、いいよ?ついでに後ろにいる子達についても聞くから」
貴「まぁ、いいよ」
そういい、家の中へ。
この時、調査兵団が赤狼と言われている俺を探しているとは知らずに…
貴「ふぅ。何から話せばいいのやら」
マリ「家族は無事?」
貴「あぁ。すんのところでなんとか」
マリ「そっか。よかったぁ」
貴「あの子達は元気?」
マリ「うん。Aのおかげですっかり元気!」
貴「それならいいんだ」
壁が破壊されるまでちょくちょく来ては、またにお金の一部を渡していた。
マリ「ねぇねぇ!」
貴「ん?」
マリ「あの子達の出会いについて教えてよ!」
貴「あぁそうだったね。約束だもんな」
マリ「うん!」
自己紹介をしながらも、どう出会ったのかを話した。
目を見開いたり、驚いたりしてたけど…
マリ「にしてもA」
貴「ん?」
マリ「あんた、よく考えると子供達とよく合うわよね」
貴「そうなんだよね。なんでだろ?」
アスラン「母性が溢れてるからだろ((ボソッ」
貴「なんかいった?」
アスラン「べ、別に;;」
人を助けるのはいいんだけど、そのほとんどが子供なのだ。
きっと、前世での癖が抜けないんだろう。
マリ「あのさ」
貴「?」
マリ「最近調査兵団の奴が来るんだよね」
キラ「調査兵団?」
貴「調査兵団とは、壁外にでて巨人についてと状況把握をする所かな?他にも、憲兵団や駐屯兵団があるが一番あぶなのが調査兵団だと聞いている」
アベルト「壁外っていえば、A、たまに言ってるよね?」
貴「……;;」
な、なんで知ってんだよ!!キラ!?
キラ「え!?本当!!」
マリ「あんた!?」
な、なんでこのタイミングでいうかな!!
貴「…まぁ、それは後で聞くとして」
キラ「うん」
マリ「何故?って思うよね」
貴「うん」
まさか、未だに俺を探しているなんて言わないよな。
マリ「私はAの事だとおもうんだ」
貴「俺?」
マリ「うん」
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作者名:天空の姫君 | 作成日時:2014年9月11日 18時