第四十二話 久しぶりの地下街 ページ47
母さんとエレン達と再会してから一ヶ月がたった。
貴(久しぶりに地下街に行くか……皆のこと心配だし)
そう思ったので
貴「母さん、出かけてくる」
カルラ「はーい。気をつけてね」
貴「うん」
母さんに出かけるって言わないと出してもらえないんだよね;;
あの出来事が起こってから;;
キラ「A」
貴「ん?どうした、アベルト、アスラン、キラ」
アベルト「どこに行くの?」
貴「地下街」
アスラン「地下街?」
貴「あぁ。そこに知り合いがいるんでね」
アベルト「……行ってみていい?」
貴「!?着いてくるというのか」
アベルト「だ、駄目かな?」
貴「……」
いい機会かな?少しでもあの子達に友達ができるのはいいし、修行にもなって任務にもつながる。
こ、これは一石二鳥だな!!
キラ「A?」
貴「……来るか?」
アベルト「い、いいの!?」
貴「あぁ。あそこはお前等にはうってつけの場所だしな」
キラ「やったぁぁぁ!!」
貴「だが、俺の言うことは聞けよ」
アベルト、アスラン、キラ
「「はーい/あぁ/うん」」
貴「じゃあ、行くよ」
アベルト達を連れ、地下街へ。
今思えば、この判断が後のことに繋がるとは…
もしこの日行かなければまだしばらく皆と笑えたのかもしれないなんてこの時の俺は知るよしもなかった…
〜in地下街〜
貴(…まぁあの時と変わらないと言ったら変わらない…な)
アベルト「此処が、地下街」
貴「あぁ。ここにはあまりいい連中はいない。なるべく俺から離れるな」
キラ「うん」
姿を変えいつもの場所へ向かいながら感心する。
アスラン「……(ジィー」
貴「な、なんだ」
キラ「なんでその姿なの?」
貴「こっちのほうが楽なんでね。移動しやすいし動きやすいといっても此処ではこの姿と決めてるんでね」
キラ「……(ジィー」
貴「;;;;;」
な、なんか悪いのか?
アベルト(かっこいい何て言えない!!!)
マリ「あ、A〜」
貴「あ、マリ、お久〜」
マリ「うん。お久しぶり。そっちはどうだったの?壁、壊されたって?」
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作者名:天空の姫君 | 作成日時:2014年9月11日 18時