第三十二話 無力さを思い知らされる ページ36
〜ミカサside〜
壁が壊されたっ!
母「いいから逃げなさいっ!!」
ミカサ「嫌だっ!!」
ドシン…ドシン…
ハンネス「おい!!餓鬼ども!!」
ミカサ「!ハンネスさん!」
母「ハンネス!エレン達を連れて逃げて!」
ハンネス「見くびっちゃ困るぜ?カルラ」
ハンネスさんは近付き、巨人に立ち向かった。
これでおばさんも助かると…そう思った。
けど…
巨人「((ニタァ」
ハンネス「……っ((ゾワッ」
バッ
ミカサ「えっ?」
なんで?なんでおばさんがあんな遠くにいるの?
?「テメェ等なんかに、やられてたまるかぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ザシュ…ドシン…
えっ?
一体何が…
?「っ…おい、ハンネス。母さんとエレン達を連れて船へ向かえ!!」
あの人は誰?でも、懐かしい…
ハンネス「でも、お前はっ」
?「早く!俺が時間を稼ぐ、急げ!!」
ハンネス「…わかった」
エレン「おい!」
エレンはどうしてそんなに焦るの?
エレン「ま、待ってよハンネスさん!!姉さんが…姉さんを助けなきゃ!」
姉さん…?…!A姉さんが何故!?
ハンネス「…」
エレン「…っ、嫌だ…」
どうして、こうなってしまったのだろうか?
エレン「姉さんっ…姉さぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
……っ、なんでっ
私は無力だ。大切な人を、私に生きる意味を教えてくれた人を守れないっ
ミカサ「……ご、めん、さないっA、姉さん((ボソッ」
私達は無事船にたどり着き、エレン達とおばさんと一緒にウォール・ローゼにあるA姉さんが残してくれた家に住むことになった。
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作者名:天空の姫君 | 作成日時:2014年9月11日 18時