第二十二話 幸福の時間が壊れる時 ページ26
エレン達と無事合流し、薪拾いをする。
…が
貴「あれ?エレンが居ない」
ミカサ「本当、どこ行ったんだろ?」
アルミン「どうせいつものだよ」
あぁ、サボりね。困った子だな、全く
ミカサ「私、探してくる」
貴「おぉ、頼んます」
ミカサに頼んだから、別にいいかな?
アルミン「A、エレン達を迎えに行かない?」
貴「え?拾い終わった系ですか?」
アルミン「うん。まぁね」
な、なんですとーーー!!
アルミン「ど、どうしたの!!」
貴「い、いや、なんでもない」
それなら、態々(わざわざ)ミカサ一人で行かせる必要なかったじゃん。
貴「まぁ、いっか」
アルミン「?」
貴「気にするな。独り言だから」
アルミン「ふーん、まぁいいけど」
アルミンと一緒にミカサとエレンを迎えに行く。
貴「おーい!エレン〜、ミカサ〜」
ミカサ「あ、A」
エレン「!((バッ」
貴「!!」
な、なんだ、なんだ!なんで、そんなに泣きそうたんだ!!
誰かにやられたのか!!
誰だ!俺の可愛いエレンに手を出した奴!!←
エレン「姉さん!!」
ガバッ
貴「わっ!ど、どうしたんだよ、エレン」
エレン「…姉さんは、どこにも行かないよね?」
貴「!」
エレン「俺達の傍からいなくなったりしないよな?」
貴「エレン…」
どうしたんだ、一体。
エレン「姉さん…お願いだから、いなくならないで」
貴「!!」
俺の存在を確かめるように、きつく抱き締めてくるエレン。
貴「…大丈夫。居なくなったりしないさ」
優しく抱きしめ返す。
エレン「本当?」
貴「あぁ」
不安そうに見上げるエレンに心を痛める。
貴(その約束は、おそらく守れない…)
もし、そうだとしたら、貴方は怒りますか?
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作者名:天空の姫君 | 作成日時:2014年9月11日 18時