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第十四話 悪党退治 ページ17

貴(ジメッとしてるし、何より汚い。どんだけこの世の中が腐ってるのかよくわかる)







言うのを忘れていたが、今の姿は黒髪のショートヘアに真紅の瞳。ちなみにこの姿は前世の姿である。








バレて情報が出ない様にする為にやっている。何気に便利だったりする。








貴「?」








少し奥からかすかだが、助けを求める声が聞こえる。








貴(何かあったのか?)









気になり、そこへ向かう。









貴(あれは…人?)








二人組の男が一人の女の人を無理矢理連れて行き、そいつ等の家?アジト?と思しき建物の中へ入っていった。









貴(……)








怪しいとおもった俺は後をつけ中に入っていった。








貴(俺の予想が当たっていれば…)









とある部屋に近づくにつれ女の人の叫び声が聞こえてくる。









貴(…だよな〜)








気配を消し、素早く刀を持ち様子を伺う。








貴(あまり待っているのも面倒だよな)









心中で数える。









5…




4…






3…





2…






1…







バンッ








「「「!!!!」」」








男1「誰だてめぇ」







貴「ただの通りすがりの人」








男2「ふざけてんのか」








貴「ふざけてないよ?」









単細胞の奴は大抵、こんな些細な挑発にのる。








てかさ、こんな風なやりとりだいぶ前にもやった様な…そうでも無いような…









でもまぁ、そんな事はどうでもいい。








貴「いきなりで悪いんだけど、あんたらには死んでもらうよ」









男1「はぁ?正気かよ」









貴「((ニコッ」









男2「っ…やれるもんなら、やってみやがれ!!」









あぁ、やってやるさ。









貴「雑魚風情が…我に逆らうとは、身の程知らずが」









ザシュ…グシャ…ザシュ








男達の悲鳴と肉を切り裂く音が辺りに響いた。









貴「…」









刀についた血を払い鞘におさめると震えている女の人へ視線を向けた。









貴「歩けるのならこの中にいる人達を連れてさっさと此処を去れ」









この建物の中に入る時、あの男達と女の人の他にも数人の気配がした。









おそらく、その人達も被害者だろう。

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設定タグ:進撃 , 転生トリップ , 妄想   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:天空の姫君 | 作成日時:2014年9月11日 18時

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