第九話 失った物と手にした物…そして、新たに増えた家族 ページ12
貴「んなの…関係ないな」
ザシュッ
男の首を斬りつけ刀についた血を払い鞘におさめる。
エレン「姉さん」
貴「エレン…私が来たことを言うんじゃないよ」
エレン「え?」
それだけ言うと裏の戸から出て小屋を後にしたと同時に父さんが憲兵団を連れてきた。
貴(家族を守る為だったらなんだってしてやる!)
途中で血の匂いを消し家へ。だが、既に日がくれていてこっぴどく母さんとキラに怒られた。
父「A、これからミカサも一緒に暮らすことになる。仲良くしてやってくれ」
貴「うん。よろしく、ミカサ」
ミカサ「よろしく、A姉さん」
貴「姉さんはやめてよ。Aでいいよ」
ミカサ「いやだ。絶対、A姉さんって呼ぶ」
貴「…」
ミカサ「…」
はぁ、どうやら簡単には諦めてくれないようだ。と言うより、譲る気は無いらしい。
貴「はぁ…好きにしなよ」
ミカサ「パァァ))うん!ありがとう((ニコッ」
貴「…((タラッ」←(鼻血)
ミカサ「Σ(・□・;)」
エレン「ね、姉さん…大丈夫?」
貴「あぁ!平気さ☆」
キラ「…Aは僕のものだ。誰にもやらない((ボソッ」
ニコッって笑うミカサはとても可愛くて、つい鼻血を出してしまった…いけない、いけない。
そして、キラの呟きにも気付かなかった。
…エレンもミカサもアルミンも皆、私が守る。と新たな小さな誓い…
そして、楽しもうじゃないか…今この瞬間を…
たとえ、いつかこの幸せが崩れ去ってしまっても…
貴(必ず守るさ…あの子の様にさせるものか!!)
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作者名:天空の姫君 | 作成日時:2014年9月11日 18時