【SERVAMP】続 腐女子だけど特に親しくもない同居人の前で思いっきり同人誌ぶち撒けた

【誤解を解く話７】 ページ36

＿＿



「はい？」

「あれ聞こえなかったかな？セッ××だよ、×ックス。２人でそういう妄想を年柄していまして、ええ。今の現時点での考察では天使様に頭が上がらないヘタレ彼氏ロウレスさんと、純粋無垢なショタ女王様な天使様でロウリヒかなって。パンピーなロウレスさんはロウリヒの並びが意味する絶対的理をご存知か？男同士がセッ××するとき、チ×コをケツに突っ込む方が前に、チン×をケツに突っ込まれてる方が後に来るんだよ。つまりロウレスさんが×ンコを天使様のケツに突っ込んでセッ××するって考察なの、今」




突然女子高生の口から流れ出す怒号の下ネタ(しかも自分達が題材)に、ロウレスさんと天使様は口をぽかん、と開けた。ただ性知識がなさそうな天使様の方は『何か生ゴミが自己主張激しく喋ってる……気持ち悪ッッ！！』みたいな感じだと思うが

クロは「ドリンクバーいってくる」と言って席を立った。是非是非そうしてくれ




「し、城田さん？」

「後個人的に天使様のルックスが好きすぎてちょっとやばいんだよね。髪も女子顔負けに綺麗でサラサラしてそうだし、顔なんてド好みでさー。めっちゃ美人ですよね？世界一の腕の彫刻家だってここまで精密に整った顔は作れないと思うんですわ。厚手のパーカー着てるのに首周りが大胆に見える所とか最高に性的だし、腰とか脚とか細すぎんか？めっちゃ掴みやすそうな腰してるよね。私男だったら天使様は自分で犯すまであるわって思ってます正直」

「えっ、壊れたんスかこの子。あれ？兄さん？助けて？」

「しかも今の話も意味わかんなそうに聞いているし、天使様やっぱ性知識皆無だよね？これは快楽調教したいわ、男に抱かれる快楽教えこみたいわ。淫乱天使とか字面でオナれるやろ」




一通り天使様に対して思っていたことを口にすると、ロウレスさんは天使様を守るように天使様の身体を抱えていた。それに今までのように抑えることなく「ロウリヒすこ」と呟く。ロウレスさんは恐怖か何かでビクッと肩を跳ね上げた



「ねえロウレスさん」

「はい」

「正直どう思った？」

「気持ち悪い」

「お手拭き投げなくならない？」

「城田さんじゃなかったらナイフ辺りは持ってたんじゃないっスかね」

「つまりそういうことです」

「そっスかあ、リヒたんほんとごめんね！！！」

「やっとこの女の恐ろしさがわかったかクズネズミ、鈍いんだよ」



＿＿

【誤解を解く話８】→←【誤解を解く話６】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す