505話 ページ14
結弦「……やばい」
「え?」
キスのあと、急に両手で顔を隠して「うー」とか「ああー」とか言い始めたゆづくん。
どっかおかしくなっちゃった?
結弦「なんて言ったらいいかわかんないくらい幸せだしAちゃんのこと好きすぎるし俺どうにかなっちゃいそう(笑)」
早口でそう言い切ったゆづくん。
冗談抜きでおかしくなりそうになってた(笑)
普段はすごく冷静で周りをよく見てる人だなって思うけど、こういう一面もあるんだなって新しいゆづくんを発見した気分。
「ゆづくん落ち着いて(笑)……わっ!?」
ゆづくんの腕の中に収まる形で抱きしめられる。
ゆづくんは自分のほっぺたを私の頭に擦り寄せるようにくっついてきた。
結弦「もー……大好き。すっごい好き」
「そんなに言われたら照れるよ(笑)」
結弦「俺はまだまだ言い足りないけど?」
「私はもうおなかいっぱいだよー(笑)ほら、もうそろそろバンケット行かなきゃいけないんじゃない?」
結弦「あー……行きたくねぇー!このままAちゃんと2人がいい」
「ダメだよ(笑)金メダリストがどっちもいないんじゃ」
結弦「じゃあ……行く前にもっかいだけ」
ぐっと腕を引かれて、2人の顔が一気に近くなる。
大好き。
そう呟いて、もう一度キスをした。
重なった唇が触れるか触れないかのところまで離れて、そしてまたお互いの存在を確かめ合うようにゆっくりと重なり合って。
ゆづくんからの好きが伝わってくるくらい、何度も、何度もキスが降り注いだ。
506話《GPF2014 バンケット》→←504話【結弦side】
233人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優里奈(プロフ) - エミルさん» 嬉しいお言葉……ありがとうございます(*^^*)付き合いたてってこんな感じかなあ……?なんて考えながら二人を動かしてます(*>_<*) (2021年10月3日 6時) (レス) @page21 id: bb1624f74d (このIDを非表示/違反報告)
エミル(プロフ) - 初々しい二人の好きが溢れていて、可愛いカップルですね!こちらも幸せな気持ちになります(*´ω`*) (2021年10月2日 23時) (レス) id: 68edaa3183 (このIDを非表示/違反報告)
優里奈(プロフ) - らっきさん» わー!ありがとうございます(≧∇≦)らっきさんの作品も楽しく読ませて頂いてますよ〜(*´ω`*)2人がくっつくまでの前置きが長すぎましたね(^ω^;) (2021年9月24日 22時) (レス) id: 59b863f10c (このIDを非表示/違反報告)
らっき(プロフ) - こんばんは!いつも読んでます(*^^*)ついに、2人のお付き合いが始まりますね!更新頑張って下さい! (2021年9月24日 21時) (レス) id: 4da1a124c4 (このIDを非表示/違反報告)
優里奈(プロフ) - エミルさん» 私も書いていてドキドキしてました〜!一途なゆづくんに春よ来い!ですね( *´艸`)頑張って続き書いて行きます(p`・ω・´q) (2021年9月23日 23時) (レス) id: 59b863f10c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:優里奈 | 作成日時:2021年9月23日 22時