504話【結弦side】 ページ13
Aちゃんとデートっぽいことがしたくて、ハビに相談した。
その前に俺らのことを報告したら、口元を押さえて、目をこれでもか!ってくらい見開いて驚いてた。
ハビ「本当に?ユヅルとAが?」
結弦「うん。今朝ね、ちょっとした流れでそういうことになって。気持ちを伝えたら、受け入れてくれて」
ハビ「ワォ……!ユヅル!やったね!2人が恋人?!すごく素敵だよ……!」
ハビが目をキラキラさせて、嬉しそうに俺の手を握りしめてきた。
結弦「そう?」
ハビ「ああ!いつも2人が一緒にいるのを見ていて、そうなったらいいのにな、って思ってたんだ。素晴らしい!応援するよ」
結弦「ありがと。でさ、ハビに相談なんだけど、」
こんな流れで、近くでどこか2人になれる場所が無いかハビに聞いたんだ。
さすがハビ。
夜のバルセロナの街並みは、まるで別の世界に入り込んだみたいな錯覚をしてしまいそうなくらい綺麗だった。
Aちゃんも喜んでくれて、ハビに相談して良かったって思った。
まじでハビにお礼しなくちゃな。
Aちゃんに寒い思いをさせちゃったのは申し訳なかったけど、そのぶん2人でくっついたりして。
向き合ったAちゃんの視線があまりにも真っ直ぐで、その可愛さに俺はドキドキしっぱなしで。
非現実的な空間が大胆な気持ちにさせたのかな。
キスしたい。
たまらなくそう思って、そっとAちゃんの頬に触れた。
上目遣いのAちゃんとか反則でしょ(笑)
こんな可愛いAちゃん、誰にも見せらんない。
結弦「大好きだよ」
ありったけの『好き』を込めて、Aちゃんにキスをした。
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優里奈(プロフ) - エミルさん» 嬉しいお言葉……ありがとうございます(*^^*)付き合いたてってこんな感じかなあ……?なんて考えながら二人を動かしてます(*>_<*) (2021年10月3日 6時) (レス) @page21 id: bb1624f74d (このIDを非表示/違反報告)
エミル(プロフ) - 初々しい二人の好きが溢れていて、可愛いカップルですね!こちらも幸せな気持ちになります(*´ω`*) (2021年10月2日 23時) (レス) id: 68edaa3183 (このIDを非表示/違反報告)
優里奈(プロフ) - らっきさん» わー!ありがとうございます(≧∇≦)らっきさんの作品も楽しく読ませて頂いてますよ〜(*´ω`*)2人がくっつくまでの前置きが長すぎましたね(^ω^;) (2021年9月24日 22時) (レス) id: 59b863f10c (このIDを非表示/違反報告)
らっき(プロフ) - こんばんは!いつも読んでます(*^^*)ついに、2人のお付き合いが始まりますね!更新頑張って下さい! (2021年9月24日 21時) (レス) id: 4da1a124c4 (このIDを非表示/違反報告)
優里奈(プロフ) - エミルさん» 私も書いていてドキドキしてました〜!一途なゆづくんに春よ来い!ですね( *´艸`)頑張って続き書いて行きます(p`・ω・´q) (2021年9月23日 23時) (レス) id: 59b863f10c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優里奈 | 作成日時:2021年9月23日 22時