検索窓
今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:6,979 hit

十話 ページ11

さとう「昨日の夜、バイトがいつもより遅くなったの。だから帰る時に大事な人に連絡しても出てくれなくて…寝てるのかなって思って家に帰ったの。

そしたらいつもいるはずの大事な人がいなかったの。

今日は仕事早く終わるからもう家にいるって連絡してあったのに…

だから私は大きなかばんを持って探しに行ったの。


そこで此処の公園で殴られてる大事な人がいて…


殺意が湧いた。

だから


さとう「おにーさん!暇なら私と遊ばない?」


そう言って手を振りながら立ってたら


不良「いーよ!」


そう言いながらこっちに来る不良。


私に近ずいて壁ドンしてくる。


不良「かーのじょ。あ、もしかして家出少女?大人っていばっててムカつくよねー!
なんならうち来ていいよ?」


そう言って腰を掴んでくる不良。


不良「俺ん家ならだーれも文句言わないから…」








さとう「…お兄さん。お金より大切なものある?」


そう言ってお兄さん首に手を回し、抱き着く体制になる。



不良「!?」


さとう「私はあるよ。お兄さんには分からないと思うけど」


そう言って不良の首に当てたスタンガンがひかる。


バチバチッ…


不良「てんめぇ!!」


殴りかかってくる不良。


私がスタンガンを投げると不良の頬に掠った。


不良「へっ!馬鹿め!丸腰で勝てるとおもってんのか!」


私はゆっくりと鞄を持つ。


それを近づいてきた不良の顔面に勢い良く当てた。


不良「ふごっ!?」


不良は倒れる。


さとう「私始めて知ったよ。大切な人がいなくなると世界ってモノクロになるのね」


私は不良に近づく。


さとう「だけど…そんな夜は此処で終わり。皆、お家に帰ろ?」


不良の頭を掴んで包丁を目に近付ける。


不良「ま、待て!何を…やめっ…うわあああああああああああ!!!」









ここまでが昨日あったこと。」



「…大切な人は無事だったの?」


さとう「うん…」



「…さとちゃん。」


さとう「?」


「これからどうするつもりなの?」


さとう「へ?」


「これだけして置いたらきっと警察に捕まるよ?大切な人がいるのに。」

十一話→←九話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
18人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

曇天に笑う - 更新してほしいです! (2018年9月1日 21時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎとろ。(プロフ) - 枝垂桜さん» ありがとうございます!! (2018年8月18日 3時) (レス) id: 01557d459a (このIDを非表示/違反報告)
枝垂桜 - ねぎとろ。さん» いえ!とてもいいと思います!さとちゃんとしおちゃん可愛いですよね!あ、話ズレた← 更新ゆっくりでもいいので頑張ってください! (2018年8月5日 21時) (レス) id: 05de94b2f8 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎとろ。(プロフ) - 枝垂桜さん» ありがとうございます!少しだけハッピーシュガーライフの物語を混ぜました!w (2018年8月3日 20時) (レス) id: 01557d459a (このIDを非表示/違反報告)
枝垂桜 - とても面白いです(*^^*)これからも頑張ってください!応援してます!このお話大好きです(*^^*)文ストと少しだけハッピーシュガーライフの物語が入っていて物凄く好きです! (2018年8月3日 7時) (レス) id: 05de94b2f8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ねぎとろ。 | 作成日時:2018年7月31日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。