芥川龍之介 ページ8
*
「流石探偵社。太宰さんが居らっしゃるだけある......お初にお目にかかる」
声と共に、姿を見せたのは、黒い服を身にまとった......芥川龍之介だった。
「何故誘き寄せたのかは検討がつく。敦の件か、探偵社壊滅か......」
乱歩さんは落ちている。焦燥感など1ミリもない。なんで.......私は勿論、乱歩さんは戦闘系の異能じゃないのに。
「乱歩さん.......ど、どうするんですか!? 乱歩さ.......」
「ちょっと黙ってて」
と乱歩さんは云い、私の口を塞ぐ。何故?私の頭の中には疑問が浮かんだ。罠とわかっていながら、乱歩さんは態々此処に来たのだろうか。
.......きっと策があるに違いない。もし無かったら、私たち死ぬか半殺しだからね。乱歩さんに限って、それはない.......はず。
「ゲームオーバーかな」
んんんん!? この人何て言った? いやいや、何かの作戦?
「あの、乱歩さん.......何かの作戦ですか?」
私は小声で乱歩さんに尋ねた。
「ん? そのままの意味だけど?」
「そのままの意味......は? 嘘ですよね?」
私は思わず思考停止になる。
「乱歩さん! 乱歩さ「A、危ないッ!」
乱歩さんの方へ引き寄せられたと同時に、黒いものが横切っていった。アレは.......異能?
と思っていたのも束の間、私は乱歩さんに抱き寄せられた。
「え、こんな時に何して.......」
「Aのことは死なせない」
「らん、ぽ.......さん?」
と呟いたのと同時に、強い衝撃を感じた。
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夜桜柊華(プロフ) - らおらおさん» 有難うございます!! 更新ペースめちゃくちゃ遅いですが、気長に待ってくださると有り難いです! (2019年4月27日 7時) (レス) id: 2ba62656ff (このIDを非表示/違反報告)
夜桜柊華(プロフ) - 坂竹会長さん» 有難うございます!! お気に入りだなんて嬉しいです笑 (2019年4月27日 7時) (レス) id: 2ba62656ff (このIDを非表示/違反報告)
らおらお(プロフ) - 無理せず更新頑張ってください!応援してます! (2019年4月2日 13時) (レス) id: ee472e7980 (このIDを非表示/違反報告)
坂竹会長 - 今までの乱歩さんの小説のなかでお気に入りの小説です!!ぜひぜひ更新してください!!今なら絶賛!鼻からケチャップが……((殴 季節の変わり目ですのでお体にはお気をつけて〜♪ 失礼しました_ーд#_;; (2019年3月23日 15時) (レス) id: d6f7fc00e7 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜柊華(プロフ) - しあ(^.^)/さん» 有難うございますっ!! 更新遅いですが、頑張っていきます! (2019年3月23日 7時) (レス) id: 2ba62656ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゅうか x他1人 | 作成日時:2018年9月17日 19時