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冗談 ページ17
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私は決して変態ではありません
ドアから顔を出すと卓さんは髪の毛が濡れ、普段は服で隠れた背中、肩の筋肉があらわになっていた
『た、卓さん』
「おあ、背中」
おあ。なんてこんな所でよく言うよ〜...
私は床に膝をつき、しっかりとした背中を優しく洗う
この後ろ姿だけで格好良さが伝わる
野球選手の体ってすごい
会話もなく、ただシャンプーの、あの卓さん匂いが広がるだけ
一人で感じながら、最後にお湯で洗い流した
「ありがとう」
「まさかAに洗ってもらうとは思ってなかった」
『私もですよ...』
まさかなんて、私の台詞ですよ...
ため息をつく
「...Aも一緒に入る？」
『ええっ？！』
「嘘だよ、冗談」
『た、卓さん.....』
卓さん、そんな事言うんですね
笑が怖いです
悪魔のような顔です
2回目のため息を大きく吐いてから、浴室から出る
因みに、卓さんの卓さんは見ていませんから
察してください...
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作者名：トモ か 、 | 作成日時：2017年9月7日 23時
