どんな僕も愛してよ。第5章

どうしても信じたい人 ページ10

今日は久しぶりの休みだ。





休みと言っても、前みたいにみんなで集まったりだとかはもうできない。





…ジェイ、早く目を覚ましてよ。
何があったの？貴方も、今、悪夢を見ているの？





Prr




気分が沈みかけたそんな時。
…携帯が鳴った。





『はい、もしもし…あ、お世話になってます。
はい、はい、…分かりました』






電話をかけてきたのは鑑識の人だった。






ついにあの携帯の画面がついたらしい。







そしてここで問題になってくるのは







あの携帯を私以外で唯一知っている人物。






イ・ヒスン。






彼にはこの存在(携帯)がバレている。





どうしたものか…





一緒に行くべきなの？





ヒスンにはつい動揺して携帯の存在がバレてしまったが、…流石にヒスンは違うと信じたい。






だって、ヒスンはジェイの件で犯人を探し回っている。






同じ気持ちのはずだ。






私達は同期だった。ジェイと過ごした時間が1番長い私達だからこそ、気持ちは同じはず。






ヒスン、あなたを信じてもいいですか？






私はヒスンに電話をかけた。

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