どんな僕も愛してよ。第5章

正体と裏切り ページ21

不審2の続き
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JW｢ユラ先生を、待ってた訳じゃない。
あんたを…待ってたんだ。｣



SH｢へー、僕も暇じゃないんだよね。｣




JW「…」




SH「なんだよ、早く言えよ」




JW｢…僕はあの刑務官が誰にやられたのか…知ってる。｣




SH｢！！！｣




JW「知りたい？」



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SH「…なんで聞くんだよ。僕が知って"何か変わんの"？」




JW「！！」




SH「…で、どうすんの？
僕に言ったら…"死ぬんじゃない"？」




JW「へぇ。そう来るかぁー。」




SH「何」




JW「ふふっ、"やめた方がいいよ"裏切りなんて。
まぁ、僕は嫌いじゃないけど。」




SH「裏切りじゃない。
仲間にもなるつもりも無い。僕はお前らと違う。」




JW「…あー"そっち"じゃないよ」




SH「あ？」




コンコンコン




JK「既に部屋に入ってきてるのにノックしたら何か起きるのー？ヒョン？」




JK「えぇ。"全て忘れるマジック"、お見せしましょうか？」




SH「！」




JK「具合はどうです？ジョンウォン。
ソンフンさんお久しぶりです、"電話"以来ですね。」




JW「あーあ。ヒョンにバレちゃったぁ、数週間動けなくてごめんなさーい」




SH「…」




JW「ヒョン〜僕に内緒で進めすぎだよぉ、僕も混ぜて！！」




JK「…ジョンウォン、貴方は自分の業務を遂行してください。」




JW「はぁい」




SH「…それは"まだ"だろ。
始まってもいないのに失敗なんてしないし。」




JK「えぇ。"少し雑用"をこなしに来たついでに来たまでです。…それでは。」



(だからってうろちょろしてたらカメラに残るぞ)



JW「なになに〜？2人で秘密の話？」




SH「うるせぇ。早く治して房に戻れ、犯罪者。」




JW「ふふっ、はぁーい」




SH「 ( …雑用？ ) 」

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