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SZ「その番号は3回とも同じ人物だった。」
『誰だったんですか、?』
SZ「…えーっとね、キム・エジン、45歳。山奥で病院を開いてる、医者だ。」
『!』
HS「…どーゆう事だ。」(ボソ
SZ「あと、もうひとつ不可解なのが…飛ばし携帯の特徴の一つではあるんだけど他のアプリは全て使われてなくて、電話帳のみが作動してた。」
HS「…履歴が残るのは分かるけど、わざわざ電話帳を残してた、?それって…」
『意図的にこの携帯は使われていた、?』
SZ「ユラちゃん、ビンゴ!」
パチン!と手を叩きよくぞ答えてくれました!
と言うように私を指さした。
それって何者かが、この携帯で連絡をとっていることを誰かに知らせたかったって事、?
"誰の携帯か" だけじゃない。
第三者が貼り付けた可能性もあるって事、?
HS「…電話帳の登録は、そのっ…キム・エジンだけの番号が残されてたのか?」
SZ「鋭い!ヒスナ!それがさ違うのさ。あと一人…」
HS「?」
『?』
SZ「ユラちゃん。君の番号もあったよ。」
HS「…え、?」
『どういう事ですか、?』
SZ「んー、どういう事かは分からないけど、電話帳の中にはその2人の番号以外は記されてなかった。」
…誰なの、?この携帯を使っていたのは。
『…指紋、とかはなかったんですか?』
SZ「…君の指紋しか無かったよ、?後は拭かれたか、手袋を使っていたか。そのどっちかかな。」
私の指紋はこの携帯を剥がす時についたものだろう。
ん、?
『…?ヒスン?』
ヒスンの顔色が悪い。
午前は診察をしていたし、船にも乗ってきた。
少し疲れてしまっているのかもしれない。
HS「ん?」
『…大丈夫、?なんか顔色悪いよ?』
ヒスンは喉を撫で首をつねる仕草をし、
HS「あぁ、大丈夫だよ。でも、それってユラの番号を知ってる人じゃなきゃ登録はできないってことだよな。」
言葉を隠した。
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くろ - 一気読みさせていただきました!ずっとドキドキしっぱなしです!!本当に神作です!!!!!! (5月10日 22時) (レス) @page41 id: de9fd267f3 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - 待ち遠しかったです❣️続き嬉しくて最初から読み直してます😭良すぎる… (3月1日 22時) (レス) @page36 id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
egg(プロフ) - 稀に見る神作です...!ストーリーもしっかりしていて何よりもキャラ1人1人の奥行きが半端じゃない。愛と狂気が徹底的に描写されていて本当に素晴らしいです!はじめて読み返したいと思いました。更新いつまでも待ってます。 (1月19日 15時) (レス) @page35 id: 089cc806dc (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - お忙しいとは思いますがムリされず、また時間空いたら続き書いてもらえたらと思います^_^このお話のソヌが私の理想のソヌ過ぎて…何度も読み返してます(涙) (12月16日 10時) (レス) @page35 id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
!?(プロフ) - 初めまして!!一気読みさせていただきました!めちゃくちゃ面白くてずっとニヤニヤしながら読んでました!応援してます!続き楽しみにしてます!! (10月12日 1時) (レス) id: f95a2e532b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:EBISHY | 作成日時:2023年5月11日 6時