今日:30 hit、昨日:42 hit、合計:71,220 hit
小|中|大
44話 ページ46
土方side
土方「お前も一緒に来て欲しい。」
土方「負傷者の治療を任せたいんだ。」
金城は少し下を向いていたが、すぐに視線を戻し俺の方を見る。
貴方『私がここを出たら、今動けない隊士達は......』
土方「それならあいつに任せるから安心しろ。」
金城がそう言うだろうと予測していたから、
前々から千鶴には頼んでおいた。
貴方『雪村さんですか。』
金城は考えるようにつぶやく。
土方「それに、最近頑張ってるじゃねぇか」
まだキレがないが、自分のことを守れるくらいの技量はあるだろうと思う。
土方「稽古つけてもらってるんだろ?今のお前なら自分の身ぐらい守れる。なんかあれば俺達で何とかしてやるから。」
金城が剣術を学び始めたのは知っていた。
新八に稽古をつけてもらっていたり、皆が寝ている時間に外で1人、素振りしているのを見ていたから。
それに、金城の努力は幹部皆が知っている。
貴方『分かりました。足手まといにならないよう、努力します。』
金城は俺の誘いを受けてくれた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
53人がお気に入り
53人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:優南 | 作成日時:2019年9月21日 17時