40話 ページ42
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握り方から刀の振り方など、
新八っつぁんは短い時間だが沢山
教えてくれた。
シュッ...!!
シュッ...!!
私も少しだけコツが掴めてきた気がする。
永倉「形はできてきたがぁ、キレが足りねぇな。あとは振り込むのみだッ!」
そう言って、稽古を続けていく。
新八っつぁんの稽古はなかなかハードで
初心者の私にはついていくのが必死だ。
武士って大変だということが
身をもって分かったよ。
新八っつぁんに続いて、私は竹刀を
振り下ろす。
シュッ...!!
シュッ...!!
シュッ...!!
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??「新八さーん」
永倉「あぁ、総司か。どしたんだァ?」
新八っつぁんが素振りをやめて振り向くと
そこには総司さんがいた。
沖田「珍しいね、飯の事しか頭にない新八さんが、飯のこと忘れちゃうなんて。」
もうご飯の時間かぁ
永倉「はぁ?なんだとォ?」
沖田「とりあえず、早くきなよ。
平助にとられちゃっても知らないから」
総司さんは手をヒラヒラさせて、
歩いていった。
永倉「ってことだ、今日の稽古はここまでにすっかぁ。また時間ある時、稽古を付けてやっからな!」
貴方『はい。ありがとうございます』
"じゃあな"と言って、走っていった。
ほんと、騒がしい人だ。
いい意味でね、、笑笑
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作者名:優南 | 作成日時:2019年9月21日 17時