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34話 ページ36

原田さんは団子を頼むと、

私に座るよう言った。

貴方『原田組長、団子なら私が買い...』

原田「遠慮すんなよ、お前あんましこういうとこ来ねぇだろ?たまにはいいじゃねぇか」

私の言葉を遮るように原田さんは言った。

確かに、私は町に来ても目的以外のことはしてない。

店員「はい、お待ちどうさん」

店の人が団子を持ってやってきた。

原田「ほら、食えよ」

そう言って団子を1本私に渡す。

貴方『いただきます。』

私は少し甘えることにした。

パクッ

ん〜久々に食ったわ〜

この時代の団子、思ったよか美味い。

原田「どうだ?うまいか?」

はい!めちゃウマいです!

原田さんと普通に喋りたい!

貴方『はい、とても美味しいです。』

色んな気持ちを抑えて、
安定の冷たい仮面で対応する。

表情一つ変えない私を気にせず、
原田さんは笑った。

原田「そぉか、よかった」

こんなお兄ちゃんいたらなぁ



だめだ、

それだと毎日瀕死状態になってしまうぅ



" もっと食え " と原田さんに言われたので

言われるがままに団子を口に入れる。

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作者名:優南 | 作成日時:2019年9月21日 17時

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