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20話 ページ21

平助side

潰れた豆を手当してもらった後に
帰ろうとしたんだけど、
なんだか胸んとこさわさわして...

落ち着かなかった。

気がつけばアイツの腕掴んでるし、

もう、俺どうかしてるし、、

平助「あのさ、思い出したんだけど。その藤堂組長って呼び方やめない?歳も近そうだし平助でいいよ」

貴方『いえ、私の立場的にそれは無理かと』

平助「そしたら、せめて2人で話す時だけならいいじゃん!」

なんか俺、必死になってるし、、!

貴方『分かりました、2人の時だけです』

平助「俺も珠希って呼んでもいいか?」

貴方『私は別に構いません』

何もないように平然と許可をとるコイツは
一体何者なんだか。

平助「ほんとにありがとな、じゃあな珠希」

貴方『いえ、大丈夫です。』

俺が背を向けて戻ろうとした時、、

貴方『また明日、平助』

ウッ…

いや、呼び捨ては反則だろ。


俺は顔を手で隠し、
すぐに部屋に戻った。

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作者名:優南 | 作成日時:2019年9月21日 17時

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