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｢1週間あっという間やったなぁ…どうや，慣れてきた？｣
『初めに比べたら大分と慣れてきましたよ〜ゾムさんのお陰で少し人見知りも治ってきたと思いますし』
｢おぉ〜良かったやん｣
兄の様に私を褒めてくれる彼。
｢そう言えばそろそろシッマが退院するんよ｣
『え，そうなんですか?おめでとうございます！』
｢元々そんな大したやつで入院してる訳ちゃうかった見たいやし，あと2、3日くらいやわ｣
『りょーかいですっ』
他のお客様よりも距離が近く居られる期間がもう残り僅か出来る事で有れば，残りの3日までには彼と色々としたいのだが
私は弱虫だ。そんな事が出来るわけがない、考えるだけ無駄であろう…折角のチャンスを見て見ぬふりだなんて負け犬がするのと同じ事だ。
『(はぁ…自分が情けない)』
コネシマさんの退院と同時に今までのホスト通いを辞めてそろそろ出会いを見つけてまともになった方が良いのでは？
その方が自分の為であり今後の未来の為にもなりそうだ
『あ、輝さん』
ゾムさんの代理として私の相手をしてくれた事のある輝さんだ
｢えっと〜，輝は姫に本名教えろって言われた時の偽名なんよ…すまん，ややこしい事言うて｣
眉を八の字に下げごめんと謝ってくれた
『え，そうなんですか？』
｢おん、名札に書いてある通りトントンでええよ｣
胸もとについている小さな名札を見せながら軽く微笑む彼
『りょーかいです，後3日ですけど，改めましてよろしくお願いします』
｢3日?…あぁ、そっかシッマそろそろ退院やもんな｣
『はい、私はコネシマさんの変わりなので退院されたら私はただの一般人ですよ』
｢なんか色々と申し訳ない事させてすんません｣
シッマの変わりに…と言いながらペコペコする彼に少し焦りながらも大丈夫ですよと説得する。
｢あ、Aさんやないですか｣
『えっと〜…チーノさん？』
｢覚えてくれてたんですか？嬉しいです｣
『私に何か御用でしょうか？』
｢これ見て欲しいんですけど…｣
そう言ってスマホで今月の給料を見せてくる
『…これが何か？』
｢先週よりボーナス減ってるんですけどっ！｣
『いやそんな事言われましても…ボーナス計算は私担当じゃないので文句を言われましても困ります』
｢え？｣
｢チーノ…言い忘れとったけど給料計算とボーナス計算はAさん担当ちゃうで?｣
｢なんやそれ、俺めっちゃ恥ずかしい奴やん｣
ごめんなぁ〜とぺこりと頭を下げて謝ってもらった
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らいちゃま*。(プロフ) - 髪切り(の持ち手)さん» いえいえ!!良く真夜中に新作投稿とかしているので全然大丈夫ですよ~!マジっすか？！めっちゃ嬉しいです (2023年4月22日 22時) (
レス) id: bb93c66be6 (このIDを非表示/違反報告)
髪切り(の持ち手) - 遅い時間にすみません。好きです。とてもおもしろいです。 (2023年4月22日 22時) (レス) @page11 id: 5939ce83d8 (このIDを非表示/違反報告)
らいちゃま*。(プロフ) - 烏丸さん» ですよね？！ホストパロ少ないんで作っちゃえっと思って作っちゃいました笑応援ありがとうございます！これからも頑張っていきたいなとおもいます！ (2023年4月22日 20時) (レス) id: bb93c66be6 (このIDを非表示/違反報告)
烏丸 - ホストパロ結構珍しいなって思って読んでました！なんか切ない感じがしてて好きです！！応援してます！！ (2023年4月22日 19時) (レス) @page11 id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金平糖 | 作成日時：2023年4月15日 11時
