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「お、また来てくれたん？嬉しいわぁ」
『あっ…ゾムさん』
「どうしたん？目の下クマ出来てんで」
『えっ、マジですか？』
鏡で確認してみると目の下にはっきり分かるほどクマができていた。
「仕事？」
『えぇ，最近色々と文句言う人が増えてるんで全然家に帰れてないんですよ…』
なのに何故ホストに来ている。多分私はホスト中毒にでもなってしまったのであろう。あの時の自分にはもう戻れないのだろうか…?
「仕事辛いっすねぇ…俺で良ければ話聞くで？」
『いやいや…聞いてほらう程辛くないんで大丈夫ですよ』
ホストにガチで心配されてる様な気がしてなんだか話しずらい。そしてまたお金が何百万化飛んでいきそうなので注意しなくてはいけないのだ
「相談くらいタダやのに…勿体な」
『！…ホントにタダなんですね？』
「おん、そこのシャンパン1本で無料サーバスやで」
人は無料とサービスと言う言葉に弱い特に良い年したアラサーの叔母さん(私)が1番弱い弱点である。それを2つ同時に言われてでも見ろ、大体の奴がそれに食い付き釣れるって訳だ。ホストと言うのは本当に怖い。だが、それと同時に尊敬する
『買ったぁっ！』
「流石お嬢､よう分かっとるやん」
よく分かってるのはゾムさんの方だと内心思ったがそれを口に出すと大変な事になるので心の中で閉まっておいた
酔いが回ってきたのか段々と口が軽くなりヤケ酒の様に沢山飲み，泣きながらゾムさんに相談にのってもらっている光景はホストと姫では無く。居酒屋でよく見る光景そのものだった。周りの客もスタッフさんも皆死んだ魚のような目をしてこちらを見て来たが気にせず話続ける
「そっかぁ…そんな事があったんやな」
辛いなぁ〜偉いな〜と言いながら私の頭を撫でる手はまるで兄のように優しい手付きだったそ
『偶に思うんですよ…こんなに辛い人生嫌だから終わりにしてしまいたいって』
そう言った私の手をギュッと強く握り締めた。
『ぞ、ゾムさん…?』
「死にたくなったら言ってな…助けたるから」
嗚呼…これだからホストは嫌いなんだ。こうやって私の心を惑わせて苦しめさせる
『…本気で言ってるなら惚れてましたよ』
「俺はいつでも本気やで」
ほら、お得意の
『他の女の子に恨まれちゃいますね』
小悪魔の様に笑う彼は何処か少し悲しげだった様な気がした
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らいちゃま*。(プロフ) - 髪切り(の持ち手)さん» いえいえ!!良く真夜中に新作投稿とかしているので全然大丈夫ですよ~!マジっすか？！めっちゃ嬉しいです (2023年4月22日 22時) (
レス) id: bb93c66be6 (このIDを非表示/違反報告)
髪切り(の持ち手) - 遅い時間にすみません。好きです。とてもおもしろいです。 (2023年4月22日 22時) (レス) @page11 id: 5939ce83d8 (このIDを非表示/違反報告)
らいちゃま*。(プロフ) - 烏丸さん» ですよね？！ホストパロ少ないんで作っちゃえっと思って作っちゃいました笑応援ありがとうございます！これからも頑張っていきたいなとおもいます！ (2023年4月22日 20時) (レス) id: bb93c66be6 (このIDを非表示/違反報告)
烏丸 - ホストパロ結構珍しいなって思って読んでました！なんか切ない感じがしてて好きです！！応援してます！！ (2023年4月22日 19時) (レス) @page11 id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金平糖 | 作成日時：2023年4月15日 11時
