幼馴染み (ページ15)

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過去編
良平side

俺はずっと前から好きだったんだよなぁ

なのにあの日に限って俺は嘘を言ってしまった

男1｢お前と関根って本当に幼馴染みなのかよ？｣

いきなりなんてことを聞くんだよこいつは

木｢本当に幼馴染みなだけだよ、てか好きとかないし｣

男2｢それホントなんだろうな｣

木｢あぁーほんとだよ(笑)｣

男2｢それだったら関根に告白しようかなぁ～前から好きだったんだよな俺｣

はぁ？うざけんなよ俺の方がお前より何倍もすきだよあいつのこと

そんな事は言えれなかった

男1｢えっ!?まじかよお前(笑)関根ってやっぱりかわいいよな｣

木｢そうか、そうでもないと思うけど｣

男3｢お前が言うなよ(笑)正直なところ関根のことどう思ってんだよ｣

木｢はぁ？なんで言わないといけないんだよ｣

男1｢べつにいいじゃんおしえてくれても～意外と関根ってモテるんだよ｣

お前が意外とか言うなよあいつはかわいいんだからモテるに決まってるし…

木｢へーそうなんだ、別に興味無いし｣

男2｢また、そう言って～本当は好きなんだろ｣

木｢あんなやつ好きじゃないし、で言うか付きまとわれて困るしこっちが…一応俺芸能界に入ってるからさぁなんていうか｣

やばいちょっと言いすぎたかもこの時俺はあいつが聞いていたなんて思ってもいなかった

男3｢それまじか(笑)｣

木｢俺、ホントのことしか言わないし｣

男2｢それはなんでも関根にいい過ぎたろ｣

木｢別に大丈夫だろ｣

そんな所にあいつが教室に入ってきた

その時の表情は今でも忘れられないあいつは涙を流してたからな

『良平…今までごめん…もう良平に関わらないから…じゃあ』

俺はそん時に気付いた…あいつを傷つけてしまったんだなぁ

木｢お、おい待てよ！｣

そう言っても遅かった…あいつは涙を流しながら走っていった…

あいつのあんな顔を見たのは初めてだった

好きなやつに最低な事をしてしまった

後悔しても遅かった