4 知らない間に火の海 ページ5
「＿＿＿次の者、鏡の前へ」
「はい＿＿＿＿」
無事、式典が始まった…は良いものの
…眠い……
新入生が闇の鏡に、どこの寮か選ばれる大切な寮分け中だけど
俺たち上級生にとっては、退屈他ならない。
同じ事の繰り返しだし。
ヴィル先輩は寮長だから1番前の所にいるし
少しくらい、寝てもバレないよな。
俺はそっと、重たい瞼を閉じた……。
『ん……』
………どれくらい寝てたんだろ、俺。
何か、熱い気がする……
欠伸をしながら、ゆっくり目を開けると
…周りが青い火の海だった。
『え、これどういう状況？』
何か学園長慌ててるし。
肝心な所寝てた。
この火の魔法、誰が出してるんだ？
辺りを見渡すと
？「ふなぁ〜！！」
口から火を噴くモンスター発見。
…え、結構可愛い。
じーっと猫型のモンスターを見ていたら
ブワッ
火が一気に広がって
勢い良く、俺の元へ迫ってきた。
？「危ないっ！」
途端、女の子のような可愛らしい声が聞こえた。
防衛魔法をしようと、俺がマジカルペンを握ったと同時に
ﾘﾄﾞﾙ「
近くからリドルの声が聞こえ
一瞬にして、青い火の海が消えた。
『あ…リドルがユニーク魔法を放ったのか』
ﾘﾄﾞﾙ「感心している場合じゃないよ。
A、大事な式典で居眠りとは…良い度胸がおありのようだね」
『えっ…あ、いや…その、』
ﾘﾄﾞﾙ「後でヴィル先輩の所に行くように」
それだけ言うと、リドルは
猫型モンスターの首根っこを掴み、会場の外へ出て行ってしまった。
バレてた……。
恐る恐る、前を見ると…
ｳﾞｨﾙ「ふふ…」
……恐ろしい顔をしたヴィル先輩が見えた
…気がした。
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ゆーみ(プロフ) - 碌無者さん» コメント、そしてご指摘ありがとうございます。本当ですね…！ルークさんはフランス語を使う方だと認識はしていたのですが、自分の作品に反映出来ておりませんでした…！すぐに修正させていただきます！ (2021年4月18日 7時) (
レス) id: 6d4204e12b (このIDを非表示/違反報告)
碌無者(プロフ) - 拝読しました！ ルークさんによる主人公の呼び名ですが、彼はフランス語を使ってますので「シークレット」ではなく「スクレ(秘密のフランス語)」がよろしいのではないかと。英仏交じりは違和感がありますので。 とても楽しく読んでおります。更新頑張ってください！ (2021年4月18日 6時) (レス) id: 0a4b7a6801 (このIDを非表示/違反報告)
シエル - 夢主モテ過ぎうらやしし、カッコいい・・・チェーニャ可愛い・・・これからも頑張ってください！ (2020年12月5日 11時) (レス) id: 0e021875cf (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - 千寿さん» 確かにそうですね…！コメントありがとうございます！すぐ訂正致します…！これからも頑張ります！ (2020年7月18日 20時) (レス) id: 6d4204e12b (このIDを非表示/違反報告)
千寿 - ブロットが黒くなる、ではなく魔法石が黒くなる、ではないでしょうか？ブロットは元々魔法を出しすぎることによる排気ガスみたいなものなので…。とても面白いです。更新頑張ってください！！ (2020年7月18日 20時) (レス) id: 97e117b582 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーみ | 作成日時：2020年7月14日 5時
