33 チェーニャ ページ34
リドル、ケイト先輩、トレイ先輩によって
ハーツラビュル寮から追い出された俺たちは
これからどうするか考えていた。
エースはずっと隣りで怒ってるし…。
ユウちゃんもどうしたら良いか分からず大慌て。
『皆、一旦落ち着いて＿＿＿』
先輩として、俺が何とかしないと。
そう思い、声をかけようとした時
？「その首輪の重ねづけ、イカしとるにゃぁ〜」
誰かの声が、俺の話しを遮った。
この語尾……
ｸﾞﾘﾑ「ふぎゃーーー！！！生首お化けー！！」
『…チェーニャ。いきなり頭だけ出すなって前も言ったろ？』
名前を呼べば
そいつは俺の両肩に手を置いて
ﾁｪｰﾆｬ「おっと。身体を出すのを忘れとったわ」
ぎゅっと抱き締めながら、俺たちに身体を見えるようにした。
ｴｰｽ「なっ！A先輩を抱き締めるとか…！！」
ﾃﾞｭｰｽ「ちゃんと身体もあるんじゃないか……。
君は？」
ﾁｪｰﾆｬ「んー？俺は、アルチェーミ・アルチェーミエヴィチ・ピンカー。
猫のような、人のような魔力を持った摩訶不思議なヤツ。
後は、Aのカレシ〜？」
一通りデュースたちに自己紹介をした後
チェーニャは俺の頬に顔をすり寄せてきた。
ｴｰｽ「アルチェ……なんだって？…つかお前、さっきからA先輩とちけーんだよ！」
ﾃﾞｭｰｽ「か、彼氏！？」
『いや違うから、真に受けんな。
チェーニャも、変な嘘はやめろ』
ﾁｪｰﾆｬ「えぇ〜、俺ホンキなんだけどにゃ？」
『あーはいはい』
語尾のにゃ、って可愛いし
頬すり寄せてくるのも可愛いけど。
今それどころじゃないんだって。
ﾁｪｰﾆｬ「んーと、みんなAが呼んでたみたいに、俺のことチェーニャって呼ぶかねぇ。
少なくとも……そのへんのヤツらとはレベルが違うぜー」
…あの
抱き締めながら、お腹辺り触るの止めてもらえませんかねぇ。
ユウちゃんだっているのに。
ユウ「また変な人が…」
ﾁｪｰﾆｬ「そうかい？ここいらじゃあ、これくらい普通だけどね」
『まぁ、ユウちゃんには色々あってね』
…てか、何しに来たんだチェーニャ…。
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ゆーみ(プロフ) - 碌無者さん» コメント、そしてご指摘ありがとうございます。本当ですね…！ルークさんはフランス語を使う方だと認識はしていたのですが、自分の作品に反映出来ておりませんでした…！すぐに修正させていただきます！ (2021年4月18日 7時) (
レス) id: 6d4204e12b (このIDを非表示/違反報告)
碌無者(プロフ) - 拝読しました！ ルークさんによる主人公の呼び名ですが、彼はフランス語を使ってますので「シークレット」ではなく「スクレ(秘密のフランス語)」がよろしいのではないかと。英仏交じりは違和感がありますので。 とても楽しく読んでおります。更新頑張ってください！ (2021年4月18日 6時) (レス) id: 0a4b7a6801 (このIDを非表示/違反報告)
シエル - 夢主モテ過ぎうらやしし、カッコいい・・・チェーニャ可愛い・・・これからも頑張ってください！ (2020年12月5日 11時) (レス) id: 0e021875cf (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - 千寿さん» 確かにそうですね…！コメントありがとうございます！すぐ訂正致します…！これからも頑張ります！ (2020年7月18日 20時) (レス) id: 6d4204e12b (このIDを非表示/違反報告)
千寿 - ブロットが黒くなる、ではなく魔法石が黒くなる、ではないでしょうか？ブロットは元々魔法を出しすぎることによる排気ガスみたいなものなので…。とても面白いです。更新頑張ってください！！ (2020年7月18日 20時) (レス) id: 97e117b582 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーみ | 作成日時：2020年7月14日 5時
