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そして、IDOLたちは生徒会長に対する気持ちが明確化し、より積極的に行動を起こすようになった。
貴女 side─────旅館
私には、気になることがある。
それは、ビーチバレーをしてから皆さんが頻繁に話しかけてくるようになったのだ。…《恋愛》に関して。
楽「なあ、A。好きなやついるか?」
『それは、《恋愛的》にということですか。…だとしたらいませんよ。』
大「なら、好きなタイプとかいたりすんの?」
『私は、恋愛感情について詳しくはありませんが、特にいません。』
2人は質問してきたわりには、うーん。と悩ましそうな顔をしていた。
『…でも、恋愛はしてみたいと思いますよ。実際に経験して学ぶことは悪くありませんからね。』
2/8「…うーん」
お2人はどうしてこうも、複雑な表情をされるのだろうと考えていると、百さんと千さんがやってきた。
百「あ!Aたちじゃん!何話してんの〜?」
私は、Re:valeのお2人に今までの会話について話した。
千「Aちゃんの恋愛について…か。君たち面白い話をしてるね。」
百「モモちゃんも、ちょ〜気になる!!」
Re:valeのお2人は興味津々に近づいてくる。
『お、お2人とも、距離が近いです…。』
百「あ…っ!ごめんA〜。」
千「でも、恋愛したいなら今のうちにこのくらいの距離練習しなよ。…ほら、例えばこうやって…」
千さんは、そういい私の顎を軽く持ち上げる。そして、徐々に私の顔へ千さんの顔が近づいてくる。
私は、ぶつかると思い目を閉じるが、
大「ちょっと、いくら先輩でも抜け駆けはなしっすよ。」
間一髪、大和さんが止めてくれた。
千「残念だな。…Aちゃん。今日のとこはおあずけだけど、次やるときは覚悟してね。」
『…?。分かりました。??』
千さんは、立ち去っていく。百さんも「Aちゃんまたね!」といい千さんの後を追いかけていった。
楽「おい、A。何頷いてんだよ。」
『そうですね…。もう少しお話を聞いてから了承するべきでした。』
大「うーん。八乙女とAの考えがすれ違ってることだけは分かるな。」
『ですが、千さんのおっしゃった通り私も恋愛経験をするために近い距離に慣れなければですね。』
大「その練習するならお兄さんを頼れよ。」
楽「おまっ、…俺にも頼れよ。相手してやるから」
『ありがとうございます。』
2人はとてもお優しい方だと改めてかんじたのであった。
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九尾の狐(プロフ) - 明日香さん» 読んでいただきありがとうございます!!ご期待に答えられるよう更新頑張ります!! (2022年11月28日 20時) (レス) id: 0328a7c66e (このIDを非表示/違反報告)
明日香(プロフ) - 読みました。面白いです。先が楽しみです。更新楽しみにしています。 (2022年11月28日 19時) (レス) id: b868286752 (このIDを非表示/違反報告)
九尾の狐(プロフ) - koenoさん» ご指摘ありがとうございます…!!まず『貴所』についてですが調べた結果この言葉にいき着きましたが私の理解不足でした。次に2話のセリフですが確かに『、!』が多いですね。双方とも訂正します。不快にさせてしまい申し訳ありません。今後ともよろしくお願いします。 (2022年11月27日 8時) (レス) id: 0328a7c66e (このIDを非表示/違反報告)
koeno(プロフ) - 貴所の意味ちゃんと調べましたか?あとなんで2話の万さんのセリフ、!ばっかり居れるんですか? (2022年11月27日 2時) (レス) @page3 id: 3ec6efc790 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:九尾の狐 | 作成日時:2022年11月24日 0時