五条悟 大切？ ページ39
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私は病室で目が覚めた。
目の前には知らない女の人がいて泣いて喜んでいた。
でも、私の記憶が無くなっている事が会話で少しづつ分かってきて
女の人は顔を歪めて部屋を出て行き、
入れ替わる様に、白髪の男の人が入ってきた。その男の人は自分の事を悟と言った。
悟さんは入って来て早々満面の笑みを浮かべ、
「Aは記憶喪失なんだよな。忘れてると思うけどAは俺の彼女だったわけ。
で！さっき決めたんだけど、Aの記憶が戻るまで俺の家に住むことになったから！！」
『な…なんで悟さんの家に住まないといけないんですか……？』
空気がピリッと変わりさっきまでの満面の笑みは無く、悟さんは私を睨みつけていた。
「それ今言う必要ある？？……ﾁｯ、ボーっとしてないで早くこっち来てくんない？」
理解の追いつかない頭と軋む体を動かし急いで悟さんの方へと向かった。
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「ただいまぁ〜！」
『おかえりなさい。』
それから数ヶ月悟さんが帰ってくるまで何もせずじっと待ち、
帰って来たらずっと一緒にいるという日々が続いている。
何故私がこの家に居なければならないのかとか、今までの事を聞こうともしていたけれど
悟さんにとってそれは地雷のようで
話を逸らされたり酷い時には殴られたから、最近は聞かない様にしている。
まあ私自身悟さんの事以外あまり興味はない。
だってこの生活が苦ではないから。
違和感の正体を知らないままでもいいと思えたから。
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五条side
俺の彼女の頭をそっと撫でる。
いや、正確には“傑の彼女”か。
別に記憶喪失だったから奪ったわけじゃない、
ただ元々好きだった人を傑が奪ったから奪い返しただけで、
そこに都合良く記憶喪失が重なっただけ。
もちろん最初は嫌がっていたのかもしれない。
でも何をするにも苦難はあるでしょ？殴ったりするのもそれと一緒。
結局は“今”が大事なんだよ。
結局、Aは傑がいない今でも満足してるんだから。
Aと俺との人生に傑はいらない。
＿＿＿＿＿＿大切な物なんて出会わなければ、忘れたままならば“大切"になんてならない＿＿＿
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ゆき(プロフ) - シオリさん» リクエストありがとうございます！少し遅くなってしまいますが書かせていただきます！！ (2022年2月24日 13時) (
レス) id: d584864077 (このIDを非表示/違反報告)
シオリ - ヤンデレ好きなのですごく嬉しいです❕❕リクエストなのですが 真人 でお願いします😭🙏💦 (2022年2月22日 17時) (レス) @page21 id: 36ddcc805a (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 楓さん» コメントありがとうございます！ヤンデレ良いですよね！ (2021年3月27日 19時) (レス) id: d584864077 (このIDを非表示/違反報告)
楓 - はじまして。ヤンデレ大好きです。これからも応援しています。 (2021年3月27日 19時) (レス) id: d75e1d7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 北さん» 2人目の犠牲者が出てしまった……。もっと犠牲者を増やしていけるように文才力をあげていきます！ (2021年3月8日 23時) (レス) id: d584864077 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2020年12月12日 3時
