病んでる愛を【呪術廻戦】

吉野順平 呪い ページ14

「今日からさ、虎杖君が誘ってくれたから呪術高専入ることになったんだよ？」


『そっか。高専はどうだった？』


「皆凄くいい人たちばっかり。僕なんかが入っていいか不安になるぐらい。」


『そんなことないよ。』


「こんなにめそめそしてたら駄目だよね。Aを守れるくらい強くならなきゃいけないのに。」


『頑張って高専でいっぱい勉強して、次はちゃんと守ってね？』




「そういえば、今日五条先生が教えてくれたんだけど、

死んだ人の魂を強い呪力で呪うと現世に縛ったままにできるんだって。

僕、頑張るからさ。待っててよ。」







『待ってるよ。いつか私を、強い呪力で呪ってね。』



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解
もしかしたら気づいた人がいるかもしれませんが、
順平君にAの姿は見えていません。
元順平君の彼女であり、とても弱かったのですが一応元呪術師だったAは
順平君の身代わりになり死んでしまっています。
順平君自身が呪霊の見える体質になっていたため、
自分にAが見えないということから、
もうAは成仏したのだと心の中ではわかっているのですが、まだAが死んだということが
信じられていない中、
五条先生から死んだ人の魂を強い呪力で呪うと現世に縛ったままにできるという話を聞き、
じゃあ自分がAを現世に縛りつけるくらい強い呪力を持とうという決心をします。


ここまで話をするとある疑問が出てきます。

“今、順平君と話していたAはなんの呪いで現世に縛られているのか？”

まだ順平君もA自身もAを縛り付けられるほどの呪力を持っていません。
しかし、2人の“まだ一緒にいたい”という無意識に願った呪いが重なり合う事で、
Aを現世に縛れておくほどの呪力になります。
ですがとても弱い呪力であるため、見ることも話すことも出来ません。
一緒に笑って話をしたいという思いから、
最後Aはもう一度、次は強い呪力で呪って欲しいと言いました。





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作者は自分で書いてて思いました。
ツッコミどころ満載やな！と。
もう一度今回呪いの設定は私が都合のいい様に変えさせていただきました。
本当の呪術はもっとカッコイイです。
作者はアホなので許してあげてください。

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