今日の空模様

朝の事件 ページ13

ん〜…


よく寝た…って

もう朝の11時？！

寝すぎたかな〜？？



____ピンポーン

誰だろ…

『はーい』

男「あっAちゃん？俺俺！」

『……？？はーい…』


誰だろ…

ってか、なんで私の名前知ってるの？



『今開けるんでちょっと待っててください』


男「りょーかい！」


見たことない人だったな〜





____ガチャ


『あの〜誰ですか？』

男「あ〜Aちゃんのお母さんね、また借金返してこないんだわ。だから代わりに払ってね」


あ〜…ヤクザの人っぽい


『分かりました。何円ですか？』

男「あ、お金じゃなくて…Aちゃん自身で払って欲しいんだけど」


『えっ……』

男「じゃ、おじゃましまーす」

『ちょっと…ちゃんと返しますから。今日は帰ってください』

男「でも、きっと返せる額じゃないよ？」

『それでも頑張るんで…』

男「いや〜俺も上から命令されてるから断れないんだよね」




しつこいな…

家の中に入られたら出て行ってくれないだろうから

絶対入れないようにしないと…



『もう、帰ってください』

男「だから〜帰んないって」


どーしよ…






「何やってんすか」

男「あ？」


あっ…涼太



『涼太！』

気づいたら涼太に助けを求めてた


涼太「もう、帰ってもらっていいですか」

男「ガキのくせに生意気だな」

涼太「早く帰ってくれないと警察呼びますよ？俺の父さん警視長なんで」

男「っ…覚えてろよ」





助かった〜


『涼太……』


安心したせいか

私の頬を涙が伝った

涙の後の約束→←じ〜ん

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