【第五人格】世話を焼いたら【墓守】 (ページ48)

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『よいしょっと…ふぅこの門をくぐるのも久しぶりね』

機械「まって！！」

『トレイシー……？』

機械「待ってよ僕に挨拶はなし？」

『来てくれないかと思ってたわ』

機械「来るに決まってるじゃん！僕 Aがいなくなったらすごく寂しいよ」

『私もトレイシーと会えなくなるのはとても寂しいわ』

機械「行かないでよ……」

『…ごめんなさい』

機械「…だよね……じゃあ行く前に中庭を見てからにしない？エマが剪定した庭はあそこにしかないからさ」

『えぇもちろん時間はまだ少しあるから』

機械「ねぇ A 荷物少ないね」

『そう？でもそうかも元々持ってくるものも少なかったのもあるけど衣装も賞金も置いてきたから』

機械「衣装も……賞金も！？」

『あはは』

機械「え！？だって賞金が欲しかったんじゃ…なんで」

『全部彼にあげるの』

機械「なんで…」

『だって彼に幸せになって欲しいんだもの』

機械「A……」

機械「もう！こんないい子他に居ないよ！」

『ふふほめても私には何も無いわよ？』

機械「あーーもーーーだから早く来いよ！ほんとうに逃げられちゃうんだからね！」

『ん…？トレイシー？』

機械「僕充分時間稼いだよ！」

『何言って』

墓守「A！！」

『ぁんでぃー…？それにルカビクター』

機械「おっそいよ！ったく！」