【第五人格】世話を焼いたら【墓守】 (ページ35)

今日:20 hit、昨日:3 hit、合計:6,249 hit

閲覧35 ページ35

リッパー「さて単当直入に何かありました？」

『え？』

リッパー「いやーなんだか雰囲気が変わった気がしましてね」

『んーなんていうか決心が着いたといえばいいのかしら』

リッパー「決心？」

『えぇボーダーラインの話よ多くの人がボーダーラインを超えたその先の賞金を目指すけれど私はボーダーラインまででここを出ようと決めたの』

リッパー「嗚呼サバイバーは賞金か願い事の為に参加しているんでしたっけでもなぜ急に？」

『出なきゃならない理由ができたのよ』

リッパー「その理由は？御家族とか？はたまた占い師のように婚約者とかです？」

『ふふそんな大層な相手は居ないわ元から家族も母だけだったから』

リッパー「じゃあ」

『好きな人のためにここを出ることにしたの』

リッパー「おー想い人がいるのですねぇ」

『えぇここに来たのも彼のためだから賞金も帰りの交通費以外全て彼に譲渡するつもりよ』

リッパー「そこまで愛しているのですねしかしなぜ？その彼は同じサバイバーなのでしょう？一緒にいたいとは思わないのですか？」

『……思うわよけれどそれは私のエゴだから』

リッパー「彼はあなたに好意を寄せていないと」

『そう今もこれからもその希望は薄いわ』

リッパー「そうですか」