【第五人格】世話を焼いたら【墓守】 (ページ15)

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『えと… 似合ってなかったかしら……』

自分ではお姫様になった気分で

少々いやかなり浮かれていたこともあり

彼の態度でのショックは

それまでの気分との落差が激しかった

墓守「…ぁ………る」

『…なんて？』
(アンディーの声を聞き逃すなんて！最低よ！)

いつもより小さな声で

聞き取れない

聞き返すと

何故か顔を赤らめながら

こちらをｷｯっと睨み

墓守「似合ってる！！！！！」

と怒鳴る

その後力が抜けたのか

ヘナヘナと座り込んでしまった

その姿が本当に愛おしくて

『ありがとうアンディー私アンディーにそう言って貰えてとても嬉しいわ！誰に言われるより 1番』
(ぁぁぁぁぁぁかわいい！すき！ありがとう！)

どこのナンパ師か

そんな声が聞こえそうなほど

キザな言葉だったが

(カッコの中は残念だったが)

彼には致命的な言葉のようだった

(『アンディー顔が真っ赤よ？ふふ』)
(「うるさいっ！」)
(『顔の赤みが引くまでゆっくりしましょう？』)
(「…すまない」)