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エウリュディケ荘園へたどり着き
彼女は私を部屋に案内すると
“お食事の準備が出来ましたらご案内致します”
そう言って 部屋を出ていった
『なんだか もの寂しげな部屋ね』
今日から自室となるこの部屋は
シングルベッドに机と椅子
クローゼットがあるだけ
もちろん 浴室と御手洗もあるけれど
一先ず 少ない荷物を
簡単に広げ
食事を待つ
ｺﾝｺﾝｺﾝ
『はい どうぞ』
庭師「お邪魔するなの！ご飯の準備が出来たなの」
呼びに来たのは
さっきの女性ではなく
同世代であろう彼女であった
庭師「はじめましてなの エマは庭師のエマ・ウッズなの！」
『私はA・Aです』
庭師「敬語はいらないなの 仲良くしたいなの〜」
『えぇ こちらこそよ！』
ここでの初めての友人が彼女なら
幸先が良さそうだ
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作者名：春@機械音痴 | 作成日時：2021年8月20日 23時
