傭兵ルート7 ページ39
皆でせっせと準備したかいあって
パーティは予定どうり始まった
傭兵がご飯を食べていると
占い師が寄ってくる
ディアナとの事もあり
なんとなく顔を見て話せない
占い師｢なんだか君らしくないんじゃないか？｣
傭兵「どういう意味だ」
占い師の含みのある直球じゃない言い方に
不快感を覚えた
占い師「苗字さんと一緒じゃないんだな と思ってね。それに 険しい表情のままで ウィリアムくんとご飯の争奪戦もしないから 具合でも悪いのかと」
先程機械技師にディナーのリクエストを
聞かれたが それでさえも
なんでもいい と答えていた
いつもの彼とでは想像もつかないだろう
ただ その姿を不思議に思った占い師の
その問のありもしない裏を読んで
勝手に不機嫌になる
傭兵「……それは当て付けかなんかか？」
そのせいでトゲトゲした言い方をしてしまった
占い師「…それこそどういう意味だい？」
さすがの占い師でも
その返答に不快そうな顔をする
傭兵「名前に好意を寄せる俺に対して 射止めた野郎からのあてつけかと思ってな」
隠すことも無く 傭兵は
更にトゲを刺す
そういうと占い師は？と言う顔をした
傭兵「まさか 無自覚なのかよ」
タチが悪い……と呟くと
なにかを理解したのか占い師が笑顔になる
占い師「君は誤解しているようだ」
占い師「＿＿＿＿」
傭兵「！！」
占い師「まぁ 未来は既に決まっているのだけれどね」
走り出した彼に
その言葉は聞こえたかは
今となってはわからない
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春@機械音痴(プロフ) - umisorakoさん» ありがとうございます！励みになります！ (2021年6月1日 20時) (
レス) id: 8d65bd0bfe (このIDを非表示/違反報告)
umisorako - この作品面白くて一気読みさせて頂きました！更新頑張ってください！ (2021年6月1日 17時) (レス) id: 7e05f36517 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春@機械音痴 | 作成日時：2021年5月27日 1時
