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傭兵ルート5 ページ37
単刀直入にきいてくる彼
『ちが』
否定しようとする言葉を遮って
傭兵「じゃあなんでイライを部屋に入れたんだよ。前だって イライにお茶に誘われてただろ」
ああ そういえば
いつだったか
お茶会に誘われたことがあった
しかし あの時は
黄衣の王に呼ばれたからで
夢の魔女や信徒
祭司もいた
なにも やましいことはないのだが
傭兵「イライのことが好きだから 俺らの好意に答えなかったんじゃなかったのか」
いつもの優しく笑う彼は
そこにいない
その驚きと戸惑いから
肩が震える
それに気づいたからか
傭兵「わりぃ……お前の気持ちに気づけなくてよ こんな優しく出来ねぇ 余裕のねぇ俺なんかお前には似合わねぇよな… イライと仲良くな 」
勝手にそういって出ていく
あのときより胸が傷んだ
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春@機械音痴(プロフ) - umisorakoさん» ありがとうございます！励みになります！ (2021年6月1日 20時) (
レス) id: 8d65bd0bfe (このIDを非表示/違反報告)
umisorako - この作品面白くて一気読みさせて頂きました！更新頑張ってください！ (2021年6月1日 17時) (レス) id: 7e05f36517 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春@機械音痴 | 作成日時：2021年5月27日 1時
