今日:9 hit、昨日:9 hit、合計:28,261 hit
小｜中｜大
傭兵ルート3 ページ35
傭兵side
ドロ平が終わって
大浴場で汗を流した
自室に戻るのに
必ず名前の部屋の前を通るのだが
その廊下に続く
階段を登った時
ひとつの扉が開いていた
あの扉は名前の部屋で
その扉の前で
名前と占い師のイライが
楽しげに話している
かすかに聞こえる2人の声
イライが名前を
お茶に誘ったのがわかった
そういえば前にも誘っていなかっただろうか
その時も今回も
快く彼女は承諾したようだ
なんの疑いもなく
男の誘いを受け入れる彼女に
とてつもない 苛立ちを感じた
自分やノートンの好意に
靡かないのは
イライの事が好きだからだったんじゃないか
そんな考えが 余計に
自分の苛立ちを助長させた
ハッとして
2人をもう一度見ると
イライは既に部屋を離れていて
名前は
それを見送るように
扉から顔をのぞかせていた
それからの自分の行動に
後々 後悔することになる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 60人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「第五人格」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
春@機械音痴(プロフ) - umisorakoさん» ありがとうございます！励みになります！ (2021年6月1日 20時) (
レス) id: 8d65bd0bfe (このIDを非表示/違反報告)
umisorako - この作品面白くて一気読みさせて頂きました！更新頑張ってください！ (2021年6月1日 17時) (レス) id: 7e05f36517 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：春@機械音痴 | 作成日時：2021年5月27日 1時
