ずっとKnightで居られるように#1 (ページ20)

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樹side

今日は俺とジェシーでお見舞いの日

少し前まではこの3人だと俺はかなり居心地が悪かった

だって、俺はまだジェシーへの想いは変わってないから

でも北斗が入院となると、もうそんなことも言ってられない

俺の頭の中は北斗、北斗、北斗で、中々他のことを考えてられないんだ

ｺﾝｺﾝｯ

ジ「北ちゃ〜ん！調子どう？」

北「元気だよ！」

樹「ふぁ〜」

北「樹眠そう笑」

樹「だって今日テストだったんだもん。まじだるかった。そんな自信ねぇし」

北「んふ、範囲わかってたなら教えたのに笑」

樹「期末と中間以外はノー勉で受けるのが俺なの〜」

まぁ知ってるけどねと笑う北斗は、入院する前と何も変わってない

俺らはそのまま北斗に手伝ってもらいながら課題を済ませ、今日の出来事を北斗に話した

ジ「あ、そーいえば、樹って高校卒業したらどーするの？」

樹「俺？俺はー、就職かなぁ。大学には行かないと思う」

北「樹はそうだと思った笑」

樹「ジェシーは？」

ジ「俺も就職かなって思ってるんだけどねぇ、北ちゃんがモデル推しなのよ！笑」

樹「モデル!?」

北「えーだって絶対かっこよくない？俺はその頃にはもう居ないだろうけど、天国からでも見たいなぁって思うもん！」

ジ「北ちゃんがそう言うからさ、その道もありかな〜って思ってる！AHAHAHA！」

ジェシーがモデル、か、

やばいなぁそれ

雑誌とかに出たりしたら、俺はきっと全部買っちまうんだろうな