俺の恋愛事情 (ページ16)

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じゅうろくページ16

ジェシーside

ふらふらの樹を横に車で樹の家に向かっていると、

発車して間もなくコテンっと樹が俺の肩に頭を乗せてきた

起きてるのかと思って顔を見たけど、しっかり寝てた笑

家に着いてベッドまで連れて行き、俺はコンビニに走った

樹の家には数え切れないほど遊びに来てるから寝室の場所ぐらいはわかったけど、さすがにどこに看病セットがあるのかまでは知るはずがない

キツいであろう樹にいちいち聞くのは可哀想だからコンビニに助けてもらうんだ

ばーっと思いつく看病にいりそうな物を買って家に帰り、

寝室に行くと、樹は音で起きたのかびっくりした顔して俺を見ていた

ジ「どーした？」

樹「い、いや……なにしてるの？」

ジ「ちょっとコンビニに行ってきたんだよ。とりあえずスポーツドリンク飲もっか」

樹「…ありがと、ジェシー……帰ったのかと思ったから…」

ジ「んなわけ笑。俺が看病任されたから！体起こせる？腕回すから」

樹「ん、」

樹は体重のほとんどを俺に任せてる

それでも軽いのはちょっと心配だけど

飲めるだけ飲ませて、熱さまシート貼って、

市販のものではあるが薬も飲ませた

ジ「よし！じゃーまた寝とこーね。俺ずっとここに居るから」

樹「ほんと？」

ジ「ほーんと！おやすみー樹」

樹「…おやすみ」