俺の先生は俺の恋人#3 (ページ23)

今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:78,576 hit

23 ページ23

大我side

朝のホームルームで、松村先生が教室にやや遅れ目で入ってきた

俺と目が合って、松村先生は目を伏せた

先生ももう、知ってるんだね…

北「ちょっと連絡があって、これはあんまり公にしないでもらいたいんだけど、お願いできる？」

クラス「え、なんか大事なこと？」

クラス「なんかあったの？」

いつもの冷静で落ち着いてる松村先生じゃないことに、クラスの子達もざわついた

まぁでも、俺のクラスのやつらは皆そこそこ素直なやつばっか

そこは松村先生も信頼してくれてるみたい

北「…今朝、ニュース観てきた人いる？この当たりで起きた事故の」

クラス「観た観た、結構ヤバそうな事故だったけど、」

北「そのな……あの事故に田中先生があって、今意識不明の重体なんだよ…」

その瞬間クラスがどっとざわつき、心配する声が飛び交った

北「それで、俺が2組の分まで監督したりすることになったから、ちょっと1組のみんなには迷惑かけるかも。たぶん……しばらくはこの状態が続くだろうから」

クラス「…俺らのことは気にしないでね先生。2組の方にいっぱい行ったりしていいし、俺らは大丈夫だよ」

これを聞いて、松村先生はかなり安心した表情を見せた