赤が変えてくれた世界で (ページ25)

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ジェシーside

あっという間に4限目が終わり、昼飯の時間がきた。

ジ「樹〜」

樹「ん？」

ジ「ごはーん！食べよ？」

樹「あ、そうか、食べていいんだ…。食べる！」

樹の独り言はもちろん聞こえたけど、あえて何も言わなかった。

そうだよ。もうあの時間は来ないから。

俺らと食べようよ。

慎「ジェシー達ー、飯ー」

ジ「今行くー！行こ！」

樹「俺も？行っていいの？」

ジ「はいはい、行っていいの？じゃないから！行くの！ほら！」

樹の背中を押して、慎太郎達のところに行った。

樹はぎこちなくだけど座り、昼飯を広げた。

慎「あー！樹の唐揚げ入ってんじゃん！」

樹「へ？うん、あるよ？」

慎「俺にくr＿」

男子「お前はすぐに人の昼飯を奪うな！笑」

ジ「樹のが無くなるじゃんよ笑」

慎「ちぇー」

すぐ人の昼飯に手を出す慎太郎。

でも、慣れてない樹はキョトンとした後、そのまま唐揚げを慎太郎にあげてしまった。

おーい笑

俺らの努力が、、笑

樹「はい笑」

男子「え、笑」

慎「え！やった！ありがと！樹〜最高！」

女子「あーあ、苦笑」

ジ「もー樹ー！あげなくていいのに笑。もったいなーい！」

慎太郎以外で、樹に教えると、

変なこと吹き込むなと慎太郎が言ってきた。

いや、こっちのセリフじゃ笑