赤が変えてくれた世界で (ページ18)

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ジェシーside

戸惑う樹くんを連れて、俺は行きつけの美容院に行った。

樹「え…ここは……」

ジ「大丈夫。俺の行きつけ！」

CLOSEの看板を無視して、店内に入る。

鍵があいてるのは知ってるもん笑

ジ「北斗〜」

すると、バタバタと音が聞こえてきて、奥から北斗が出てきた。

北「は？え？あ、ジェシーか、」

ジ「なんでガッカリすんの〜笑」

北「してねーよ笑。なんでCLOSEなのに入ってくんだよ！ビビったわ！」

ジ「AHAHAHA！CLOSEってことは誰もいないじゃん？ちなみにまたCLOSEだからね？」

北「いや、当たり前だろ笑。勝手にOPENにすんな笑」

北斗は俺が小さい頃からお世話になってるんだ。

第2のパパ？笑

それもなんか変だな笑

あ、いけないいけない。

樹くんを置いて盛り上がってしまっていた笑

スクバを抱きしめて、隅に立っている樹くん。

まぁ、勝手に連れてきてしまったけど、いいよね？笑

お金は俺が払うし。

樹くん、顔を隠したいからなのか、前髪も長い。

絶対、切った方がイケメンだよ。

北斗は相談事の窓口みたいな人だから、ちょっと話してみてほしいしね！