Whereabouts (ページ9)

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髙地side

ジェシーの家に入ると、そこには小さな男の子がいた。

ん？

その子はジェスの膝の上に乗っかっている。

ジ「HEHE！いらっしゃい！樹、この人が髙地優吾だよ？俺のお友達！」

樹(ｺｸ

よく分からないけど、ジェシーの目を見てなんかあるなって思った。

髙「はじめまして、髙地優吾だよ。よろしくね？」

樹(ｺｸ！

俺はとりあえず自分の名前を言うと、その子はコクっと頷いた。

紅茶をもらって、
その子とジェスが話した結果、その子はジェスのところにいるらしい。

髙「樹くんって言うの？」

ジ「そうだよ！6歳なんだよね〜？」

樹(ｺｸ！

ジ「、で！本題なんだけどね？」

髙「うん」

ジ「俺が昨日買い物に行ったんだけど、帰ってきたら玄関のドアの前にいたの。」

髙「え、？」

1人で？今の時期、結構寒いし、そんなことよりこんな小さいこが1人で？

ジ「樹は声が出せなくて、……虐待を受けてたみたいで……」

髙「っ、、」

ジ「だから今はとりあえず、紙に書いてもらってるんだけどね、、」

髙「……そっか…。両親は？」

ジ「聞いてみたんだけど首を横に振るんだよ。あんま深く聞きたくなくて、」

髙「そりゃそうだよな…。お前が引き取ったんならもう大丈夫だろうけど、声のことは気になるから、病院行った方がいいだろうな。」

ジ「え、いつ俺が引き取ったってわかったの？俺言った？」

髙「え？なんとなくだけど。」

ジ「おぉ…」

髙「北斗に連絡してみるか？」

ジ「そうだね。病院には行った方がいいも。テレ電してみよーよ！」

髙「テレ電、大丈夫か？まぁいっか笑」