セーブ＆ロードで何度でも＿【wrwrd!】【軍パロ×能力パロ】 (ページ8)

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―――無理だ！！

『だっまれぇええええええ！！』

そう叫んで腰に付けていたナイフで首元を掻っ切ると血がブシャっと飛びでる。仰天した目で僕を見つめる3人は大慌てで駆け寄ってくる

ｸﾞﾙ「おい！何故……ペ神呼んで来てくれ！！」

ﾄﾝ「予想外過ぎるやろコレは！！！」

ｵｽ「ペ神呼んできたで！」

ペ神と呼ばれる男は俺の喉元に手を当てると水色の淡い光でペ神の手が包まれ痛みが引いて行った。
それから俺の意識は切れた

トン氏sideーーーーーー

予想外過ぎた、オスマンに昔の事でもなんでもいいので話してもらおうと来てもらったのに余程話したくなかったのか自ら首を掻っ切るとは誰も思ってなかった。
俺が不安のため息を漏らすとインカムから音割れしたコネシマの声が響いた。

ｺﾈ《大変やトントン！！》

俺はインカムに手を当てるとそれに返事をした。
『なんや…今こっちは忙s《ヴィルゴ軍隊が攻めてきよったぞ！！！》は！？』

ヴィルゴ軍の宣戦布告は1週間後のはずだ！それがなぜ…と考えていると城が大きく揺れる。その反動で花瓶やペンたても次々の落ちる。

『戦車と歩兵部隊を追加しろ！特攻隊は出すな！！無駄な犠牲は避けたい！』

ｺﾈ《無理や！戦車は今、点検中やし歩兵部隊もほとんど治療中やろ！》

ﾁｯと声を漏らすと頭にはある人物が思い浮かぶ、アレは確実に勝てるが後処理や隠蔽が大変困難なため殆どしないのだがこの危機的状況ではそれしか方法がないと決断した。

俺は前線基地局へ走っていく途中にシッマに伝えた。
『しゃーーないっ！！エミさん出せぇえ！』

声を荒らげて出す、即座にインカムを切ると揺れる城の前線基地局に到着するとモニターを前に悩んでいるシッマが目に入った。
シッマは俺に

ｺﾈ「ええんかトントン！あれむっちゃ後処理面倒いけど！」

『しゃーないやろ！背に腹はかえられん！！』

シッマは即座に書庫にいるエミさんに連絡を始めた。
次々に運ばれてくる怪我をした歩兵部隊を横目にまたひとつため息を漏らした。