歳が離れてるけどなに！？＿＿20歳差の結婚

「お父さん」 ページ2

ひろし「久しぶりだねぇ、Aちゃん！」

昔のひろしは丸坊主で野球部をやっていた、普段も真面目な人でこの人ならと思いながら付き合っていたが…
今の外見は正直言ってオタクであるふくよかなオタクである。

萌え萌えとプリントしてある大きめのサイズのピンクの服を着て黒縁のメガネ、これまたピンク色のキャップ帽子、ステテコ。
極めつけは二重アゴに90キロありそうな体型


ふくよかなオタクである。
ストーカーである時点で太っていようが太っていまいが関係ない。

しかし晃さん、作戦ってなんだろう
そう思った瞬間LINEでお父さんの家に向かってくれるか？とメッセージが


ひろし「Aちゃん？どぉかしたのかなぁ？」

A「あっ、いやいや！それよりお父さんの家行かない？(汗)」


ひろしは簡単についてきてくれた、そして私もこの作戦の事に気づいたのだ。
ひろし「お父さんの所へ挨拶かぁ、ついに結婚するんだね僕ら♥」

だれが結婚するなんて言ったかなぁ？

"私が"車を運転してお父さん家まで直行すると…ひろしが汗をかき始めた

ひろし「ここがAちゃんの…お父さんの家？」



正しくそこはヤクザの本拠地のような風貌の家！(お父さんがそう建てた！！)
広い敷地に黒い服を着た男性二人が和風の門の前で立っている

A「すいません…」

「あぁ…お嬢ですか、どうぞ」

低めの声でそう答えるとそそくさと家の中へ、旅館のような広さに口を開くひろし。

ひろし「お、お父さんは何処かなぁ？」


？？「おぅ、ここにおるわ」
怒り混じりのガチトーンにビビるひろし、泣きそう



"草鷺 一尾"
(ｸｻｻｷﾞ ｲﾁｵ)







一尾父「何しに来たんじゃワレぇ…」

草鷺組の頭である

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