おこちゃん？ ページ10
･作
朝からガン無視されてて
いかにも「私は今日怒ってます！」って態度取られてる。さくちゃん泣いちゃう。
「ね〜何怒ってるの〜？？」
桜「…みずっく〜ん！、だっこ〜！」
瑞「むり。はしもっちゃんぱす」
涼「おいで〜！！！おっきいあかちゃ〜ん！！あんよが上手〜！！！！」
桜「そんないじわるするりょーくんには、こうだっ！！！！」
涼「うわ、くるし笑」
あれ、はしみずにも、Aにも俺のこと見えてない感じかな？なんて不安になってがりさんに触れてみる。
蒼「え、なにこわい」
よかった、触れる…俺幽霊じゃない…(
「A、今日さ…」
桜「…はしょっちゃ！今日おうち送ってって！」
「A、俺なんかした…？」
桜「みずっく〜んジュースおごって！」
無視されすぎじゃない？さすがに。
でもこれと言ってなにかなにか怒らすことをした覚えもないし…
でもさくちゃんだっておこちゃんなんだよ。
「A」
桜「……」
「いい加減にして。俺なんかした？」
瑞「作間」
「瑞稀くんはだまってて。」
「俺やらない子は嫌い。でも思ったこと言わないで陰湿なことする子も嫌い。だから、今のA好きじゃない。」
蒼「さくちゃん、」
ハッとしてAを見たら、
目に溢れんばかりの涙をためて。
Tシャツの裾ギュッて握ってて。
あぁ、やってしまったって思った時には目の縁からボロボロこぼれ出して。
優「あーあー泣かしたー！よしよし」
声も出さず唇を噛み締めて
優斗の肩にしがみつく。
あぁもう。なんでAのことになると上手くいかないんだろうか
でもこのままじゃ確実にダメになるって思って
Aの手を引いて空いてたレッスン室に連れ込んだ。
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作者名：ゆゆてゃん | 作成日時：2018年10月14日 22時
