9話 ページ10
縁側で外を眺めながら座る。目の前には蝶が沢山飛んでいて癒される。
A「…料理作ってあげようかな…」
だいぶ縁側で時間を潰してしまった為、台所を探しに立ち上がる。
A「…あ、ここか、材料はまぁまぁある、味噌も、米も、よし」
時間がかかる米からとぎ始める。前は軽く漱ぐくらいで良かったが機械が発達してないこの時代はしっかりと糠を取るようにとぐ。
A「昔の人は大変だったんだな…」
次に味噌汁を作り始めた。大根と豆腐にする。まだ大根もあったためふろふき大根に。
A「味噌はどんな味かな、んー、塩分は控えめか…」
手際よく味噌汁を作っていると、扉が開き声をかけられた。
アオイ「如月さん？」
A「アオイさん、ごめんね、借りてるよ」
アオイ「いいですけど、何してるんですか？」
A「皆の朝ごはん作ろうと思ってね」
アオイ「え？それは私の仕事ですから、大丈夫です！」
A「今日くらい休んでていいよ」
アオイ「でも…」
A「ささっ、これに座ってて」
どこから出したのか、椅子を持ってきてアオイを座らせる。
アオイ「怪我だけはしないで下さい」
A「問題ないよ」
味噌汁の具を包丁でリズム良く切る。その時、顔が歪んだ。
A「アオイさん、この包丁切りずらい？」
アオイ「そうなんです、切れ味も悪くて」
A「そっかそっか、今日一緒に買いに行こう」
アオイ「え？」
A「これで二度手間になっちゃうから、新しいやつにして、手入れの仕方教えてあげる」
アオイ「！ありがとうございます！」
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天霧(プロフ) - 大切な人だから悲しませたくない。だからあんな事を言って距離を置いた。確かに、夢主はこの世界の住人じゃないいずれ死んでしまう…。その事を分かっていても離れたくないしのぶさん…。辛いですね。早く寄りを戻して欲しいですね (2022年1月31日 16時) (
レス) @page40 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 続きがとても気になります。次の更新待ってます！ (2022年1月28日 12時) (レス) @page38 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にーと。 | 作成日時：2021年12月19日 3時
