44話 ページ45
屋敷に着くと、いつもの奴を体内に入れる。最近では食事がそれになるくらい摂取している。すると鴉が飛んできた。
鴉「ｶｧｧｱ、悲鳴嶼行冥カラ伝達ダ、明日カラ柱稽古ヲ開始スル、参加シテクレ、ｶｧｧｱ」
A「長期任務で行けないと伝えてくれ」
鴉「ｶｧｧｱ、了解シタ、ｶｧｧｱ」
鴉は悲鳴嶼さんの所に飛んで行った。頭が痛くなって来て横になると、すぐに鴉がやって来た。
鴉「ｶｧｧｱ、胡蝶シノブカラ手紙ダ、ｶｧｧｱ」
A「置いといてくれ、あとで読む」
鴉「ｶｧｧｱ」
A(しのぶさん、元気にしてるかな…)
風に当たりながら考える。いつの間にか頭痛もだいぶ和らいで来たので手紙を読む。そこにはあの時の事を謝りたい、ちゃんと話がしたいと書かれていた。面倒だった為、手紙を返すことはしなかった。
A「カナエさんを殺した鬼、何なのか聞かないといけないのか」
今日は考えるのを辞めて、寝ようとすると突然任務が入った。
鴉「ｶｧｧｱ、北北東、鬼ノ出現ノ情報アリ、直チニ向カエ、ｶｧｧｱ」
A「なんで私なの…まぁいっか」
刀を持ち、鴉の道案内で鬼が出るという場所に向かった。着いた頃にはもう夜であたりは真っ暗で人通りも無かった。
A「鬼…どこだろ…」
鬼の気配を探しながら歩くが、急に目の前に鬼が現れた。
？？「鬼狩りか」
A「貴方は…上弦の壱」
黒死牟「あぁ、そうだ」
A「手合わせ願いたい」
黒死牟「逃げないのか？」
A「逃げても恥しかない、戦って負けたら負けだよ」
黒死牟「怖くないのか？」
A「怖いよ、でも、逃げる事の方がもっと怖いさ」
黒死牟「そうか」
A「闇の呼吸 弐の型 暗黒の灯火」
黒死牟「月の呼吸 壱ノ型 闇月 宵の宮」
このまま突っ込めば腕が切られそうだったので、すかさず避ける。
黒死牟「いい判断力だ」
A「闇の呼吸 漆の型 幻想の闇」
黒死牟「月の呼吸 弐ノ型 珠華ノ弄月」
またも避けるが、近づくことが出来ない。考えながら技を放つ。何十分、何回技を出しただろうか、そんな時に黒死牟から提案をされた。
黒死牟「無惨様が1週間後に動きを見せる、その時にまたやろう」
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天霧(プロフ) - 大切な人だから悲しませたくない。だからあんな事を言って距離を置いた。確かに、夢主はこの世界の住人じゃないいずれ死んでしまう…。その事を分かっていても離れたくないしのぶさん…。辛いですね。早く寄りを戻して欲しいですね (2022年1月31日 16時) (
レス) @page40 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 続きがとても気になります。次の更新待ってます！ (2022年1月28日 12時) (レス) @page38 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にーと。 | 作成日時：2021年12月19日 3時
