19話 ページ20
猗窩座「名はなんという」
煉獄「炎柱、煉獄杏寿郎」
A「煉獄さん、ここは私が相手してもいいですか」
煉獄「いやダメだ」
A「…試したい事があるんです、だからお願いします」
煉獄「…分かった、危うくなったら援護に向かう」
A「ありがとう」
煉獄「！？」
猗窩座「なんだ？杏寿郎じゃないのか？」
A「私が相手する」
猗窩座「女は要らない、杏寿郎と戦うんだ」
A「私は闇柱ですけど、不満ですか？」
猗窩座「闇柱か、殺した事はないから、まぁいいだろう」
上手く猗窩座を煉獄から気を逸らすことが出来た。そして激闘する。
猗窩座「お前女の割には強いな、そうだ、鬼にならないか？」
A「なりませんけど」
猗窩座「鬼になって俺と戦おう」
A「だからならないって」
猗窩座「なら、殺す」
炭治郎「如月さんっ」
猗窩座「如月というのか」
A「闇の呼吸 玖の型 疾風陣闇」
猗窩座「いい攻撃だ」
猗窩座と互角に戦うが、攻撃を左目に食らう。それから左目を閉じたまま夜明けまで戦った。夜明けと同時に猗窩座は太陽の光から逃げていった。
煉獄「大丈夫か？」
A「問題ないです」
煉獄「何を試したかったんだ？」
A「何も無いですけど、あのままだと煉獄さんが死んでしまうと思って」
煉獄「俺は柱だ！」
A「そうやって死なれてはこっちが困ります」
煉獄「…胡蝶の所へその目を見てもらえ」
炭治郎「如月さん…」
A「ただのかすり傷なんで、大丈夫です、心配してくれてありがとう」
煉獄「またも如月から、ありがとうと聞けるとはな」
炭治郎「そんなに珍しいんですか？」
煉獄「そもそも如月は喋らない奴だった！」
A「それじゃ、任務終わったんで帰ります」
その場から逃げるように帰ろうとしたら声をかけられる。
炭治郎「あの、如月さん！」
A「なに？」
炭治郎「かすり傷でも、診てもらった方がいいです！」
A「…そうするよ」
炭治郎「ありがとうございます！」
勿論これは嘘。やだと言っても帰れなくなりそうだから。それからどこに帰ればいいのか分からず、適当に歩きながら、手ぬぐいで目の周りに付いた血を拭き取る。ゆっくりと目を開けるが全く見えない。
A「やられたな、これ、しかも痛いし」
あんな事言ったが、正直めちゃくちゃ痛いし、片方の目が見えないだけで怖い。新しい手ぬぐいで隠すように縛って歩き出す。
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天霧(プロフ) - 大切な人だから悲しませたくない。だからあんな事を言って距離を置いた。確かに、夢主はこの世界の住人じゃないいずれ死んでしまう…。その事を分かっていても離れたくないしのぶさん…。辛いですね。早く寄りを戻して欲しいですね (2022年1月31日 16時) (
レス) @page40 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 続きがとても気になります。次の更新待ってます！ (2022年1月28日 12時) (レス) @page38 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にーと。 | 作成日時：2021年12月19日 3時
